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オーガニックの最先端に出会った「Rooms39」イベントレポート

roomsは、世界中のファッション、デザイン 、アートを中心に300ブ ランドが参加し、20,000人を動員する大規模な展示会。若手デザイナーの登竜門としても有名で、まだ世に出ていないコンテンツ、アート、化粧品などに直接出会える場として、1日中誰でも楽しめるイベントとして人気です。

estheteもご招待をいただいたので遊びに行ってきました!

京阪グループが社運をかけて臨むNEMOHAMO

いちばんの目的は、なんといってもオーガニックを超えたスーパーオーガニックを体現しようという、京阪グループの一大プロジェクトのひとつ、NEMOHAMOのローンチ会見

京阪ホールディングス株式会社と株式会社ビオスタイルは、BIOSTYLEを具現化するフラッグシップ施設として京都・四条河原町に「GOOD NATURE STATION」を開業予定。ホテル、レストランはもちろん、化粧品やフード、サロンなどを含む複合型施設で、自分たちの手で生み出して社会に寄与するサステナビリティを実践する試みです。

nemohamoブース

オリジナルコスメやフードは、自分たちで土壌から育てた野菜や果物、ハーブをまるごと使う、というコンセプトを持ち、化粧品(NEMOHAMO)とフード(SIZEN TO OZEN)の両方は同じ素材から作り出されています。化粧品に使えないものは食品に、食品に向かない部位はまた土に戻す、という風にサステナビリティを実践していると、ビオスタイルの高原 英二社長から説明がありました。

NEMOHAMOは、オタネニンジンをメインに、化学肥料を使わない有機栽培で育てた植物を、低音真空抽出方を繰り返し行ってエキス化。天然成分のみでつくられているとのこと。

クレンジングオイル、洗顔石鹸、ブースターオイル、ローション(3種)、美容液で基本ステップは終了。

NEMOHAMO

性別年齢を問わずに使えるよう、ハンドソープやシャンプー、コンディショナー、岩塩を含んだ歯磨き粉、バームもラインナップ。生活のあらゆるシーンで使える=ライフスタイルのパートナーという位置づけで、ビーガンライフにこだわる方にもおすすめです。

トレンドとは真逆の「本物志向」を突き詰めた製品ながら、ブースターオイルや岩塩の歯磨き粉など、しっかりと時代の流れをマークしているところはさすが。日本の企業もようやく世界に追いついた、という感覚になりました。

サイズもちょうど期限内に使い切れて、勝手のいい容器を採用しているところが、日本人ならではの心遣いを感じます。

ビューティグッズのキーワードは「天然素材」

華やかなアートやファッション、アクセサリーなどにまぎれて、ご当地の食材や初上陸のコスメなど、ゆく先々に何が見つかるかわからないワクワク感は、roomsならでは。

MY BOTANICAL GARDEN

MY BOTANICAL GARDEN

ドライフラワーと香りを組み合わせたルームフレグランス。見ているだけで癒やされるので、立ち止まる人続出!あらゆるサロンのエントランスやインテリアにぴったり。自宅にもほしい!

ROSA CAPSULE

ROSA CAPSULE

なんとなく懐かしさが漂うパッケージですが、中身は最先端のバイオセルロースマスク。純度100%のココナッツシートを使用。ピンクはアサイーバーム果実エキス、イエローはローヤルゼリー、ブルーはクアイアズレンを配合。アルコールやバラペンフリーで優しい使い心地です。(株式会社かたすみ)

COPECO

無添加のドライフルーツとティーバッグがセットになったフルーツティーは、砂糖・香料・着色料は一切不使用。HOTでもICEでも色や香り、お味が出やすく、サロンでも簡単に入れられます。プチギフトとしてもおすすめ。種類も豊富!(株式会社かたすみ)

PERSONALIZE SOAP IX

ベジタブルベースの基材となるソープ(9種)に、植物エキスで色付けをしたIROソープ(9色)と100%ピュアなランドスケープアロマ(精油、9種)を混ぜてオリジナルソープを作れるブランド。美容成分で選んでもよし、香りで選んでもよし、肌タイプで選んでもよし。石鹸作りワークショップ用のセットも売り出す予定とのことで、オリジナルイベントを開催したいサロンは注目です。(Bee Cruise株式会社)

L:A BRUKET

化学成分はスキンケアに必要ない、という哲学のもとスウェーデン西海岸で生まれたクリーンコスメ。全てのプロダクトはシンプルでなければならない。それは、毎回のスキンケアを15分で完了できる、続けられる習慣にすることをミッションにしているから。フェイス、ボディ、シェーブ、ヘア、フレグランスなど、シンプルなパッケージで細かく用途別にラインナップされている。アイメイクアップリムーバーがあったり、けっこうきめ細やか。(株式会社ビヨンクール)

ハーブラボラトリー

有機栽培の国産ハーブを使ったお茶をメインに、かけるハーブ、溶かすハーブなど手軽に食生活にハーブを組み込める食品を展開。

すべてがサロンに卸せ、業務用もあり。店販用は小さく可愛いので、これからの季節におすすめ。マルベリーやカカオニブなどのスーパーフードも。

酵素玄米Labo

なんとこれ、酵素玄米専用の炊飯器なんです!早炊きわずか65分、玄米を熟成保温できるので、保温すればするほど発酵がすすんでもちもちに!

玄米粥モードや白米モードもあるので、酵素玄米専用にする必要なし。非IHなので、電磁波が気になるという人にも。酵素玄米を炊飯器で炊く、という憧れの生活を実現してくれるアイテム!ファスティングサロンは必須ですね。

ORGANIC MOTHER LIFE

ファンデーションを卒業するためのサロンとして、オーガニックエステとコスメを開発する坂田まことさんのブースを発見!今回は、オリジナルのオーガニックコスメをリニューアル&新発売されるとのこと。

人参と木苺が原料のサンケアスキンセラムと、吉野本葛粉が原料のアロールートフェイスパウダーは、10月発売予定。もちろん、全成分が100%天然で、界面活性剤や防腐剤などもフリー。

米ぬか酵素スキンケアシリーズ

こちら、エステサロンの方々に飛ぶように売れていた商品。砂が入ったようなボトルは、米ぬかと小麦ふすまだけのクレンジング&洗顔。水を混ぜると、ドレナージュができる質感に。

ブースターや保湿として人気なのは、米ぬかオイルとホホバオイル、レモングラス、ガランカルの無添加オイル。みなさん、知ってもらうためのギフト用に購入されていました。実力派の証拠ですね。(フロムファーイースト株式会社)

TAEKO

化粧品開発者の西山多江子さんのブランド。ピンクの日焼け止めは、ハワイでも使えるリーフセーフ処方。パールが入っていないのにツヤツヤしっとり、くすみぬけする質感。アルカリゲネス産生多糖体を主成分とし、石油系素材を排除、肌への優しさにこだわった製品づくりをしているそう。

ELKS&ANGELS

本物のオーストラリアムートンを使用したクマのぬいぐるみ「Little Cuddle Bear」。可愛い!!と駆け寄る女性たちが多く、編集部も思わず手に取りました。ベビー用ということですが、大人の女性からの需要が多く、サロンにも卸していただけるそう。これがレジ横にあったら気になっちゃいますね!

E3 Live Japan

ブルーグリーンアルジーを自然な状態に最も近いフレッシュフローズン(液体)で提供できる世界唯一のメーカー。カプセルやパウダー、持ち運べるスティックタイプ、果物で味を付けたものなど、使い勝手と目的別に選べる。

希少なブルーグリーンアルジーを探しているサロンには絶好のチャンス!

その他、ご当地の食材や素材など、本当に見るところがいっぱい、体験することもいっぱいだったrooms39。3日間毎日通ってじっくり見たい!と思う展示会でした。

次回は2020年2月20日から22日にrooms40として代々木国立競技場で開催予定。

サロンの皆様もぜひ参加してください!


【NOT SPONSORED】この記事はesthete編集部オリジナル記事です。メーカー提供の情報・アイテムを含みます。




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