エクエル、エクオールって知ってる?更年期を女性らしく過ごすための乳酸菌の話

アラフォー女性の誰もが意識せざるを得ない「女性ホルモンのゆらぎ」。

かく言う筆者もゆらぎ真っ盛り。事実、これまで病気知らずの健康体だけが自慢でしたが、40代を迎えた頃から気分の落ち込みや倦怠感などの不定愁訴に悩まされるようになりました。その症状が排卵期や生理前に訪れることから、「まさか、これがいわゆる女性ホルモンのゆらぎ!?」と衝撃を受けたことを覚えています。

「女性ホルモンのゆらぎ」の明確な定義は寡聞にして存じておりませんが、30代後半〜40代前半になると卵巣機能が低下することで心身が不安定になるということはアラフォー女性にとって今や常識。

それ以外にも、肌荒れや腹部周辺の肥満、むくみ、骨密度の低下、抜け毛などの症状も挙げられ、まさにこの時期は老化現象の総合商社状態なのです。それをリアルに体感した筆者、このままではいけないという焦燥感のもと、これらの症状改善に効果のある食事法やサプリメントを早速調査しはじめました。

そこで出合った信頼度の高い情報が、『エクエル』というサプリメント。

エクエル

エクエル(大塚製薬)

これは「エクオール」という成分が含まれているサプリなのですが、どうやらこの「エクオール」がゆらぎ期の心身の美しさの決め手となっているようなのです。

大豆イソフラボンでは満たせない!本当に必要なのはエクオール

エクオールとは、腸内に入った大豆イソフラボンが、乳酸菌により代謝されることで生み出される成分のこと。これまでは、女性の揺らぎ期には大豆イソフラボンが常識でしたが、実は大豆イソフラボンとして腸から吸収されるよりも、エクオールとして吸収される方がより女性ホルモンを安定させ、あらゆる更年期症状の緩和への効果が高まる、ということが近年の研究により判明したのです。

だからと言って「大豆製品をたくさん食べればオッケー!」というわけではありません。実は、エクオールの産生には個人差があり、大豆製品を食べたからと言ってすべての人がそれをエクオールに変えられるというわけではないのです。

なんと、

大豆イソフラボンとしてそのまま吸収される人と、

エクオールとして吸収される人

分かれるのだそうです!

その違いはどこにあるのか? それは、前述した大豆イソフラボンの代謝に関わる乳酸菌にありました。

作れる人と作れない人の違いはエクオール産生菌の有無

エクオールを作れるか否かは、エクオール産生菌という腸内の乳酸菌の有無で決まります。現在10数種類のエクオール産生菌が発見されていますが、それらを保菌していない人は残念ながらエクオールを作り出せないということなのです。エクオールを作れる人の割合は、様々な研究報告の結果から、日本人では50%、欧米人では20〜30%であることがわかっています。

また、大豆製品や食物繊維の摂取量が多い国や地域でエクオールを作り出せる人の割合が多くなっているという結果も報告されています。しかし、日本人においては世代によってエクオール産生率の大きな差が出ており、食生活が乱れがちな10代においては産生できる人はわずか20%前後という結果に。同じ国でも産生率に大きな差があることから、食生活による腸内環境の違いが原因の一つと考えられているのです。

自分の腸内でエクオールが作れるのか否か

それを確かめることが女性らしくあり続けるための近道! というのが筆者の答えです。ゆらぎ期の不定愁訴や体型、肌質の変化には、エクオールを腸から吸収しなくては根本的な改善をのぞめないのですから。

ソイチェック 4,104円

そこで、すべてのゆらぎ期の女性にご紹介したいのが、エクオール産生率を調べる検査キットです。

おすすめは、大塚製薬が独自の研究で発見したエクオール産生菌の一つである「乳酸菌ラクトコッカス20−92株」の有無を検査する検査キット『ソイチェック』。

もう取り入れているサロンはあるかもしれませんね。

採尿して郵送するだけというこのキットは、ゆらぎの期の女性の間で話題となっています。こうした背景からわかるように、現在エクオールは医療従事者や専門家の間でも広く認知されはじめ、それに伴い消費者のニーズも高まりを見せています。また、女性ホルモンが安定してくると、肌や髪のコンディションが整い、お腹周りもすっきりしやすいということから、エステサロンでのトリートメントや運動・食事制限で効果が出にくい方の停滞期の突破口アイテムとして美容業界でも注目されているのです。

そして忘れてはならないのが、エクオールを作れないタイプであっても落ち込む必要はないということ。そうした方のために、エクオールのサプリメントが誕生したのですから。サプリメントで補いつつ大豆製品を積極的に摂る生活を地道に続けることで、女性らしさみなぎる腸内環境を作り出せるのです。

まさに「若返る」体感が得られるミラクルさにびっくり

筆者は現時点でエクエル生活7ヶ月となるわけですが、若干の排卵痛や生理痛はあるものの、エクエルを飲み始めて3ヶ月を過ぎた頃から生気を奪うほどの不定愁訴が顔を出さなくなりました。多少苛立つ期間があり周囲に気を使わせてしまうこともありますが、ソファで終日微動だにせぬ涅槃像然として過ごす日がなくなり、体調の好転をすこぶる感じています。

前述したように食生活の改善やエクオールのサプリメントを続けることで腸内環境は好転していくもの。このエクオールの存在認知をきっかけに、美容業界全体における「女性ホルモンのゆらぎ」への認識がさらに深まることを期待したいと思います。

※『エクエル』は医療機関か調剤薬局のみでの取り扱いとなるためサロンでの販売はできませんが、以下のサプリメントならサロンでも販売可能です。

グロリアス

複合乳酸菌生産物質 グロリアス/株式会社 ケー・ミックス

エクオール+ラクトビオン酸 (90カプセル)/アドバンスト・メディカル・ケア


文 yukino kiryuin

参考:エクエル https://www.otsuka.co.jp/eql/

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