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アロマセラピストの卵「男のアロマ塾」生徒の練習台になってみた結果・・・?!

男のアロマ塾生のモリさん

男のアロマ塾の早川にお呼ばれして、渋谷区恵比寿の日本メンズアロマセラピスト普及協会本部へ行ってきました!「男のアロマ塾」は、その名の通り、メンズ専門のアロマセラピスト養成スクールです。スクールでは、実技と施術の壁の厚さを知ってもらうために、女性モニターでお客様デビューさながらの実技の練習をするそうです。

「オレけっこう上手くできる」と思っていても、実際の女性モデルを前にすると真っ白、震える・・・というのがよくあるパターンなのだそう。これは、メンズのアロマセラピストにはアルアルなんだとか。

今回は、そのモニター役をライターNがやることに。

まずはカウンセリングからスタート

え、この方もうプロなのでは?という落ち着いた佇まいの男性が登場。

「モリです。よろしくおねがいします」

男のアロマ塾生のモリさん

セラピストの卵、モリさん。商売道具の「手のひら」を見せて記念撮影

アロママッサージもカウンセリングが大切。けっこうしっかり身体のコンディションを聞いていただきました。

・今日の体調について(気になる箇所や詰まりやすい箇所を申告。目の疲れ、首からデコルテの詰まりとふくらはぎのむくみを相談)

・睡眠やストレスから心の疲れをチェック

・好きな香り(ウッド系をリクエスト)

・苦手な部分のヒアリング(内臓系は不得意)

ヒアリング後、どこかに姿を消したモリさんですが、数分後にオイルを持って登場。

モリ 先程のオーダーでオイルを調合いたしました。

今日のトリートメントで使うオイルを作っていたんですね!その場でエッセンシャルオイルの調合をするなんて感激です!

男のアロマ塾 モリさん

モリ ウッド系がお好みとのことでしたので、ジュニパー・グレープフルーツ・ラベンダーの3種を調合いたしました。お疲れのようですから、きっとリラックスしていただけると思います。

ほんとだ!上品で落ち着く、なんともいい香り。オイルの近くにいるだけでも癒されます。アロマの良いところは、こういった香りの空間を体感できるところですね。

モリ 施術をはじめますので、お部屋の照明を暗めにしますが、よろしいですか?

編集部 え、ぜんぜんいいですよ、このままで(写真も撮るし)

いや、落としましょうよ・・・と早川長が半ば強引に照明を落とすという事態に。男性のセラピストなので、恥ずかしがるモニターさんが多いらしい。

・・・なるほどね。

施術する側も、先生とモニターさんにばっちりチェックされるので、やりにくいのかもしれませんね。

施術は、足裏〜ふくらはぎ裏部分→背中→足前部分→腕→お腹→デコルテの順に行うとのことです。ここからして女性の施術と違いますね。通常はだいたい背中または鎖骨からはじめて香りを強調するところからスタートする印象が強いです。

厚みのある筋肉やパーツを使った施術はダイナミック!

まずは足裏からふくらはぎにかけて。ベッドの上で裏返しにされたライターNのふくらはぎを両手で包むように持ち、親指の付け根部分の指球筋を使ったもみほぐしを開始。これは親指の面が大きいからできる技。交互に指を動かしながら上部へ押し出すようにする動きは、見ているだけでもほぐれそうでした。男性の大きな掌だと足が包み込まれてむくみの押し出しに効きそう!!

男のアロマ塾 モリさん

次は背中へ移動。

背中〜首部分は入念なほぐしが展開されており、プロより丁寧かも。モリさんご自身も「背中が凝りやすい」とおっしゃっていたので、自然とチカラが入ってしまう様子。背骨に沿ってアロママッサージしている時は指先がぐぐぐーっと入っていくので、痛気持ちよさそうでした。時間をけっこうかけていたので、かなりほぐれてきたのでは・・・? 

男のアロマ塾 モリさん背中の施術

足前部分へ。

先程好評だった指球筋を使ってのトリートメント

モリ 太ももの前部分にコリがあると、腰に痛みがある場合が多いようです

ある箇所にコリやハリがある場合、他のパーツをカバーしてそうなっている可能性が高いということを教えていただきました。

モリさんは、このコリの元はなんだ?と探って施術するとのこと。ライターNはヒールを履くことが多いので、ふくらはぎの筋を入念に施術。

男のアロマ塾 ハンドマッサージ

次は腕からハンド。

ライターNは、右腕が凝っているとのことで、けっこうグリグリやられて悶絶していました。PC作業が多いと腕が詰まりやすいらしい。自分もそうなので、見ていて気持ち良さそうでした。

手のひらのマッサージでは、指先をグイグイひっぱっていて、見ているだけで詰まりがスポッと取れそうな感じがしました。

男のアロマ塾 モリさん

次はNが苦手なお腹。

様子をさぐりつつの施術になりました。しかし、指先が結構ぐーっと入っていってます。わたしも内蔵系は苦手なので(すごく痛い)見ていてドキドキ。けっこう指が入ってましたが腸部分は控え目な施術でした。

モリ 男性も内臓感覚が弱い人が多いので、練習の時もお腹の施術は探りながらやることが多いですね。

男のアロマ塾 塾生

デコルテへ移動。

モリさん、開口一番「肩が詰まってますね〜」と言い当ててました。

モリ 最近は、スマホ(やゲーム)の影響で巻肩の人が多いようです。PC操作だけが要因ではないので、肩にストレスを抱える人は多いと聞きます。

モリさん、かなり勉強熱心!

入〜念〜に、ほぐしてくださいました。デコルテが一番詰まりやすい自分としては、自分ではやりにくい部分をこれくらい入念にやってもらえるのは嬉しい。(男性はコリをほぐしてほしい人が多いだろうけど、女性は流し重視だと思うので、個人的にデコルテは一番重要だと思ってます)

これで施術は終了。

全身の施術でしたが、エステのリラクゼーション系コースとはかなり順番が違い、重要視している部分が全く違う。

モリ クセやコリはその人によって違うので、施術時にその方の身体と対話するように心がけています。探り探りやっていますが「弱い」と感じられてしまわないよう、気をつけています。

ライターN もっと弱い施術かと思ったら、結構しっかり圧をかけたトリートメントで、全身リラックスできました。生理前のガチむくみ時期やイライラしている時、神経質になっている気持ちの邪魔にならない絶妙な距離感というか、安定感があるので、PTSDに悩んでいる人は落ち着くと思います。

傍らで見守っていた私の感想としては、男性の大きな手でのアロママッサージは指先の当たる面も大きいので、圧が心地よさそうだと思ったのと、掌も大きいのでがっつり包み込んでくれる足の施術は魅力的でした。

心身が不調のとき、心癒されるアロマの香りでアロママッサージを受けるととても効果がありそう。むくみがちな足にも一石二鳥的な?実際にそのタイミングで予約をする方が多いらしい。

すぐ横で見ていて、早速施術を受けたくなりました!無料モニターでこの内容は正直すごいです。

早川塾長と 

早川塾長 うちの卒業生のお店のお客様は、心身ともに疲れている女性たちが多く同業者の方も多いと聞きます。同じプロだからこそ身体の使い方の違いがわかるのと、男性は圧をかけやすく手が大きいので一気にほぐれるから気持いいとのお話をよく聞きますね。

なるほど。

ストイックではあるけれど、女性同士のときみたいなプレッシャーや厳しさを感じないのが男性施術のいいところかもしれません。包容力、とよく表現されますが、なんというか美しさを作る、ということよりも調整する、といったほうがしっくり来る感じ。ダイエット指導は向かないけど、疲れやリラクゼーションにはすごくいい、みたいな。いい意味で、素の自分が出せる感じですね。

モリさんは、もうすぐ早川長がOPENさせる男のアロマ塾の卒業生たちだけのサロンでお店に立つそうです。

男のアロマ塾は歴史が長いので、もしかしたらあなたの近くの男性セラピストも卒業生かもしれません。まだ体験していない、というプロはぜひ男性セラピストのサロンに行ってみてください!

メンズセラピストスクール「男のアロマ塾」

社団法人日本メンズアロマセラピスト普及協会

東京都渋谷区恵比寿4-7-13 

03-6751-4051

無料アロママッサージモニターをコチラで募集しているそう。もちろん同業者OK!


取材:konomi hagiwara

【NOT SPONSORED】この記事はesthete編集部オリジナル記事です。企業提供の情報・アイテムを含みます。



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