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モルモルメイクとは?韓国で注目される低彩度メイクの色・質感・作り方を解説

韓国で注目されている「モルモルメイク(멀멀 메이크업)」。
鮮やかなピンクやコーラルを効かせるのではなく、彩度を抑えたヌード、ベージュ、ローズブラウンなどを使い、眉・目元・頬・リップまで顔全体のトーンをやわらかくそろえるメイクです。
韓国では「ミュートカラー」や、イエベ・ブルベのどちらかに極端に寄らない「미지근한(ミジグンハン/ぬるい)」カラーと結びつけて語られることもあります。
モルモルメイクとは
2026年は、モルモルメイクをイメージしやすい低彩度カラーが複数の韓国コスメブランドから登場しています。
ここでは、「モルモル」とはどんな色なのか、リップやアイメイクではどう取り入れるのか、実際の新作カラーとあわせて見ていきます。
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モルモルメイクとは?

「멀멀(モルモル)」は、もともと韓国語で「水っぽい」「味が薄い」「特徴がぼんやりしている」といったニュアンスを持つ表現です。
美容分野では、鮮明でくっきりした色の反対にある、彩度を抑えた淡く落ち着いた色を表す言葉として使われています。英語の「Muted(ミュート)」に近い感覚で紹介されることもあります。
rom&ndの日本向けリリースでも、モルモルメイクは「彩度を抑えたミュートカラー」や、豆乳を混ぜたようなホワイトベージュを取り入れ、肌・眉・リップまでをやわらかなトーンで統一するメイクとして説明されています。

実は、単に『薄い色を使う』だけではないのがモルモルメイクの奥深いところ。
顔の中で、目元だけが濃いブラウン、頬だけが鮮やかなピンク、唇だけが赤く浮くというように色の差を大きくせず、近い温度感の色を重ねて全体を調和させるのがモルモルメイクです。
韓国では、ベージュやヌード、ローズブラウンのような低彩度の「미지근한 컬러(ミジグンハンカラー)」を使い、目鼻立ちを強く際立たせるより顔全体の色合いを合わせる方法として紹介されています。

「ミュート」「ミジグンハン」ってどんな色?

モルモルカラーをイメージするときに覚えておきたいのが、ミュートとミジグンハンです。
ミュートカラーは、赤・ピンク・オレンジなどの色味を強く鮮やかに見せるのではなく、少し白やグレーを混ぜたように彩度を落とした色。
たとえば、
鮮やかなコーラル → ミルキーなサーモンベージュ
強いピンク → 白みを含んだローズピンク
赤みブラウン → グレーを含んだローズブラウン
黄みの強いベージュ → やわらかなニュートラルベージュ
というように、ひとつ色をかぶせたような柔らかさがあります。
一方、「미지근한(ミジグンハン)」は直訳すると「ぬるい」という意味。コスメでは、黄み・青みのどちらかへ大きく振れず、暖色とも寒色とも言い切れない中間的な色を表す時に使われます。
つまり、モルモルメイクでは、低彩度をベースに、白みやくすみ、ニュートラル寄りの温度感を持つ色が多く使われます。
大人のモルモルメイク

派手に見せない「大人のメイク」としても注目

韓国ではモルモルメイクを、「어른 여자(大人の女性)」のメイクという文脈で紹介する記事もあります。
ここでいう「大人」は、特定の年齢を指すというより、強い色やテクニックを前面に出さなくても、落ち着いた雰囲気や自分らしさが伝わるスタイルという意味合いです。
以前の韓国メイクでは、くっきりしたリップやアイライン、シェーディングなど、きちんと作り込んだ仕上がりが大人っぽさを表現する方法のひとつでした。
一方、モルモルメイクでは色や境界を少し引き算し、肌のツヤや自然な陰影を残すことで、頑張って見せすぎない落ち着きを作ります。韓国のトレンド分析では、そうした「余裕」の見せ方の変化として捉える記事もあります。
ただし、何もしないメイクという意味ではありません。
色を淡くするぶん、肌のツヤ、眉の毛流れ、目元の陰影、リップの質感など、細かな仕上がりが印象を左右します。

モルモルメイクのポイント

リップは「薄い」だけでなく、ヌード感+透明感+ツヤ

モルモルリップでは、赤やピンクを鮮やかに発色させるより、唇の色になじむヌード系のカラーが使われます。
ベージュ、ローズベージュ、グレーベージュ、ソイラテのようなブラウン系など、彩度を落とした色が中心です。
韓国では「モルモルリップ」について、水を含んだような澄んだ透明感と、しっとりした光沢を持つリップメイクとして紹介する記事もあります。
そのため、単純にマットなベージュで唇の色を消すのではなく、
低彩度だけれど透明感がある
ヌード系だけれど血色が残る
淡いけれどツヤがある

というバランスがポイントです。
実際、peripera(ペリペラ)「ムードグロイティント」の穀物ラテ新色は、鮮やかさを抑えた5色のミュートカラーとして登場。ハトムギベージュ、くすみローズ、ソイラテを思わせるウォームカラーなど、モルモルメイクを想像しやすい色がそろっています。

具体的には、
27 ハトムギの女神
黄み・青みに大きく寄らないハトムギベージュ。
ペリペラ ムードグロイティント 27 ハトムギの女神
28 ローズよ、豆乳して
豆乳にローズを混ぜたような、やわらかなくすみローズ。
ペリペラ ムードグロイティント 28 ローズよ、豆乳して
29 ソイ ラテ
炒った大豆を思わせる、まろやかなウォームカラー。
ペリペラ ムードグロイティント 29 ソイ ラテ
30 ドリップ ローズ
ローズに深みを足した、落ち着いたカラー。
鮮明なピンクや赤ではなく、こうした少し曖昧で抜け感のある色合いを選ぶと、モルモルカラーをイメージしやすくなります。
ペリペラ ムードグロイティント 30 ドリップ ローズ


ペリペラ「ムードグロイティント」の穀物ラテを見る

アイメイクは「目を強くする」より、柔らかな陰影

アイメイクも、濃い締め色や大粒のグリッターを強く効かせるより、ベージュや淡いブラウン、ローズベージュなどで自然な陰影を作ります。
韓国のモルモルメイク例では、微細なシマーや柔らかなグラデーションを使い、上まぶたを強く作り込みすぎない方法が紹介されています。
「色を塗った感」を出さず、もともとの骨格に溶け込むような自然な陰影を仕込むのがポイントです。
wakemake ソフトブラーリングアイパレット
WAKEMAKE(ウェイクメイク)「ヌードスタンダードコレクション」の「30 クラッシーヌードブラーリング」は、ニュートラルなヌードカラーを中心にしたアイパレット。ブランドは、やわらかなクリームヌードトーンに少し彩度を加えた「血色感ヌード」として提案しています。
モルモルメイクでも、すべての色を白っぽく消してしまうのではなく、淡い中に少し血色を残すと顔全体が沈みにくくなります。


ウェイクメイク「30 クラッシーヌードブラーリング」を見る

チークはミルキーな低彩度カラーを広く薄く

モルモルメイクのチークは、鮮やかなピンクやコーラルを頬の中央に濃く置くより、肌になじむ低彩度カラーをふんわり広げるのがポイントです。
韓国のメイク例では、少しグレーを含んだベージュや、ワントーン落ち着いたカラーを頬から鼻筋周辺までつなぐように入れる方法も紹介されています。顔の中でチークだけを独立させず、目元やリップと近い温度感にすると、モルモルメイクらしいまとまりが出ます。

ウェイクメイク「シェイキングブラーチーク」の新色もミルキーベージュやミルキーピンク系です。
wakemake シェイキングブラーチーク
シェイキングブラーチーク 11 クリームジンジャー
wakemake シェイキングブラーチーク 11 クリームジンジャー

ミルクタッチの「デューイーフィットグロウセラムチーク」のような、淡い発色とツヤ感を組み合わせたリキッドチークも、モルモルメイクの質感を考える時の参考になります。
デューイーフィットグロウセラムチーク
ミルクタッチ「デューイーフィットグロウセラムチーク」
モルモルメイクでは色を強く見せすぎないぶん、頬にほんのり血色とツヤを残すことで、顔全体が平坦に見えにくくなります。


ミルクタッチの「デューイーフィットグロウセラムチーク」を見る

眉は黒く締めず、顔全体へ溶け込ませる

眉もモルモルメイクでは重要です。
濃いブラウンやブラックで輪郭をはっきり描くより、髪色やアイメイクになじむ柔らかなベージュ系で存在感を少し抑えます。
rom&nd(ロムアンド)の豆乳エディションでは、「ハンオールブロウカラ」に豆乳を混ぜたようなまろやかなベージュカラーを採用。眉の存在感を自然にやわらげる色として提案されています。
ハンオールブロウカラ 12 ソイ・ベージュ
ハンオールブロウカラ 13 タロ・ベージュ
眉だけが強く残らないことで、目元・頬・リップまで顔全体のトーンがつながりやすくなります。


ロムアンド豆乳エディション「ハンオールブロウカラ」を見る

モルモルメイクをイメージしやすいrom&nd「豆乳エディション」

ロムアンドの「豆乳エディション」は、日本向けのリリースでも「モルモルメイク」を前面に出したコレクションです。
ミュート眉、グレーベージュ系のリップ、ホワイトベージュを含んだリップオイルなど、豆乳を混ぜたようなまろやかなカラーを共通の軸にしています。

特に「ザジューシーラスティングティント」は、赤みを抑えたベージュにグレーベージュを加えたニュートラルトーン。ブラウンが濃く出すぎず、顔の印象が沈みにくい色合いです。
ザ ジューシーラスティングティント 41 ソイアーモンド
ザ ジューシーラスティングティント 42 ソイフィグ
ロムアンド豆乳エディション「ザジューシーラスティングティント」を見る

リップオイルも、ホワイトベージュの柔らかな色と強いツヤを組み合わせており、モルモルリップの「低彩度+透明感+ツヤ」という特徴をイメージしやすいアイテムです。
ロムアンド「豆乳エディション」リップオイル

モルモルメイクに近い新作カラーはほかにも

rom&nd以外の新作にも、モルモルメイクをイメージしやすい低彩度カラーが見られます。
ブランドごとに表現は違っていても、
ミュート
ヌード
ミルキー
くすみ
ニュートラル
血色感を残した低彩度

といった共通する色が多く見られます。

ペリペラなら、穀物ラテをモチーフにしたハトムギベージュやソイラテ、くすみローズ。
ウェイクメイクなら、クリームヌードに血色を少し足したアイシャドウ、ミルキーベージュやミルキーピンクのチーク、ヌード系のリップ。
さらにウェイクメイク「ラスティンググロウスティック」には、赤みを抑えた白みクリームヌード「01 ブランク」や、温かみのあるミルクティーローズ「03 ロウローズ」など、モルモルカラーと重なる色もあります。

つまり、モルモルメイクを作るために特定の商品をそろえる必要はなく、低彩度で、パーツ同士をつなげやすい色を選ぶことが大切です。

モルモルカラーを選ぶ時のポイント

ネット通販などで画像と色名だけを見て選ぶなら、
ベージュ、ヌード、ローズベージュ、グレーベージュ、ミルクティー、ソイラテ、ヌーディーブラウン
などがひとつの目安になります。
ただし、「ヌード」と書いてあればすべて同じ色ではありません。
黄みのあるベージュ、青みを含んだモーヴヌード、グレーを含んだローズなど、実際にはかなり違います。
そのため、モルモルメイクを作る時は、
リップだけで選ばず、アイシャドウやチークと並べた時に色の温度が大きく離れないか
まで見ると選びやすくなります。
関連記事では、それぞれのカラーを個別に紹介しています。




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