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美容医療分野で最も関心がある施術は「肌治療」。肌のくすみやニキビ、顔のうぶ毛などに悩む男女が急増

マスクが生活の一部となって1年以上が経過したいま、マスク肌荒れやマスクメイクなる言葉も登場、それも定着した感がある。「マスクで隠せるから」という理由で美容整形や歯列矯正、ピーリングなど行う美容賢者が増えているという噂もまことしやかに囁かれているが……実際は?

美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」を運営する株式会社トリビューが行った「生活様式の変化による美容医療への意識調査」の結果で垣間見ることができる。

【調査概要】
調査対象  :20代~40代の男女
対象人数  :963人(男性:482名、女性:481名)
調査対象地域:全国
調査期間  :2021年3月3日〜3月4日
調査方法  :インターネット調査

オンライン画面に映る自分の顔を見る機会が増えた結果、気になることはありますか?

(n=963)※複数回答

女性が気になるのは「肌のくすみ」が一位。次いで「眉毛」、「目の下のクマ」、「ニキビ」と続く。エイジング的な気になることは、「ほうれい線」、「二重あご」、「たるみ」のようだ。

男性は、ヒゲ、ニキビ、眉毛、目の下のクマが気になるという回答が上位を占めた。自分のヒゲや肌の凹凸をじっくり見るという行為をあまりしていないせいか、ライティングや映りのせいもあるのか?ヒゲとニキビの不快感がダントツで他を引き離しているのが面白いところ。

生活様式の変化により、美容医療に興味を持ちましたか?

(n=963)※単一回答

美容医療に興味を持ったのは、なんと2人に1人。今すぐにでも駆け込みたい!という焦りが感じられる。「美容医療」に興味があるということは、エステサロンでの美肌アプローチがどのようなものかわからない、という人も多いのかもしれない。

どのパーツ、施術に興味がありますか?

(n=516)※複数回答

「どんな施術に興味があるか」という質問には、肌治療と脱毛が伸びている。脱毛は男性のヒゲか?と思いきや……

男女別にして見てみると、なんと肌治療が男女ともに一位!そして、脱毛は実は女性が伸ばしていることが判明。医療脱毛に興味を持っている女性は多いようだ。

実際にその施術を受けましたか?

(n=516)※単一回答

実際にクリニックに足を運んだ人・予定をしている人は全体の1割程度に留まった。しかし、7人に一人が「検討中」という回答に。

年代別に見てみると、20代がさすがのフットワークの良さを見せる。脱毛の需要が高いということもあるかもしれない。意外と30代や40代が少ないのが面白いところ。

コロナ太りという新しい言葉は生まれたが、コロナ脱毛やコロナ美肌ケアは聞き慣れない。余り人に会わないこの時期を利用して自分磨きをこっそりしているヒトは多いのかもしれない。

この調査を行ったトリビューは、10代〜30代のユーザーに強い美容皮膚科や外科、審美歯科などの予約アプリ。遠いようで近い美容医療の需要や施術を覗いてみるのも、サロンワーカーのみなさんには勉強になるかもしれない。それに、美容医療を利用する女性や男性は、きっとサロンに訪れる層とかぶっているはず。横つながりが希薄な業界だからこそ、お客様を共有する異業種の動きは見逃せないはずだ。


Text :yuni nojima
【NOT SPONSORED】この記事はesthete編集部オリジナル記事です。メーカー提供の情報・アイテムを含みます。


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