これが若者層の新常識?「金かけて痩せるのありえない」S Cawaiiダイエット本がすごすぎる
メイクもダイエットも「すごすぎる内容しか載っていない」と評判のムックに新刊が登場。株式会社主婦の友社が発刊する「S Cawaii!BEAUTYムック」シリーズから『S Cawaii! BEAUTY MOOK ほぼタダ!! ダイエット』だ。
S Cawaiiは、かつてのギャル雑誌「Cawaii」のお姉さん版として登場、2018年まで月刊誌だったが、現在は季刊ムックになっている。その最新刊がダイエット特集というわけだ。
あまりの赤裸々さに度肝を抜かれる大人続出の内容がウリ
「ダイエットしたいけど金欠だから無理!」その発言は正気ですかー?
私たちの憧れる細くてカワイイあのモデルたちも、お金をかけずに努力でキレイになっています。
こちらはムックの謳い文句。強気っぷりが半端ないことは一目瞭然、時代錯誤では?と思えなくもないが、プロの精神を一般人に叩きつけるというハラスメントぶりからみても、普通じゃないスパルタ感が出ている。
要は、「お金をかけずに努力で痩せろ」という内容で、「合うダイエット方法を見つけよう」「このサイズを目指そう」「みんなの目標を再確認」という指標が具体的に掲載されている。
プロが要チェックなのは、身長とサイズ表。「体重ではなくて要は見た目」と誌面でも断言しているように、太もも、ふくらはぎ、足首、二の腕、バスト、ウエスト、ヒップなどなど、細かい理想サイズが身長別にずらっと掲載されている。
正しい計測の仕方も図入りで紹介されており、自宅で一般の女性がどのようにセルフ計測に励んでいるのかがわかる。
なんのためにダイエットをするのか?
自分のため? 好きな人のため? 自分自身が強くなるため?
これもキャッチコピーのひとつだが、「自分自身が強くなる」というワードが入っているのが最近の若者っぽさ。
美しくなりたい、完璧になりたいという欲求の先に「自分の強さ」を求めるようになるとは、正直誰も思っていなかったのではないか。
モデル体型になりたい、と思う女の子には「同じようにプロ意識を持ってダイエットしろ」というモデル本人の言葉をオブラートに包まずに直球でぶつけるのは、できそうで実はあまりできないこと。
「サロンに来て癒やされたい」と思う若いお客様は、もしかしたらこういったストイックすぎるダイエットや美意識にさらされているのかもしれない。
<内容>※一部です
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text :yuni nojima
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