【業務用】「イーピーエッセンス・FXプラス」の効果は医療領域に匹敵　肝斑・シミが消える？

2019.09.19NEWS

天然由来成分の組み合わせにより、医療領域のシミ治療法である「トレチノイン療法」に匹敵する美白効果を有した、シミ・肝斑除去効果が得られるエレクトロポレーション導入専用エッセンス『イーピーエッセンス・FXプラス』を株式会社ユニッシュが開発。10月1日から販売を開始する。

ついに、エステサロンで肝斑やシミのケアが本格的にできることに！これはスゴイニュース！

トレチノイン療法とは？

トレチノイン（レチノイン酸）は、ビタミンA（レチノール）の誘導体のこと。誘導体とは、ビタミンに何か分子をくっつけたもので、安定や効果を引き出すことが可能になる。トレチノインは、表皮の細胞を増殖させて深い層にあるメラニン色素を排泄する働きを持ち、ビタミンAの約50～100倍の生理活性があるとされている。そのため、米国では皮膚の若返りやシワ・にきびの治療医薬品として認められている。（日本では未認可）

トレチノイン療法とは、メラニン色素を排泄する作用をもつトレチノイン（ビタミンA誘導体）と、メラニン色素の生成を抑制する作用をもつハイドロキノンを配合したクリームを皮膚に塗布する医療行為のこと。トレチノイン、ハイドロキノンは共に鉱物由来の合成物質であり、トレチノインは医薬品であるため、医師の指導が必須。

皮膚科で行う肝斑や紫外線や老化によるシミ治療に用いられているので、体験したことがある人も多いのでは。

効果が期待されるぶん問題点もあり、トレチノイン・ハイドロキノンは共に皮膚炎症をおこす副作用のほか、催奇性（胎児に奇形を生じる危険）が認められている。そのため、トレチノイン療法は、妊婦また妊娠予定の女性には使用できない。

イーピーエッセンス・FXプラスについて

ユニッシュが持つ「天然由来成分の組合せによるトレチノイン療法の代替組成物に関する特許」に基づき開発。天然由来のトレチノイン様作用成分フコキサンチンと、ハイドロキノン誘導体ミトラカーパススケーバーを組み合わせたものだ。

イーピーエッセンス・FXプラス　業務用／60mL 80,000円、店販用／6mL×5本 40,000円（すべて税抜）
内容成分：水、グリセリン、ヒアルロン酸Na、サクシノイルアテロコラーゲン、褐藻エキス、トコフェロール、ウワウルシ葉エキス、ミトラカーパススケーバーエキス、BG、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール

フコキサンチン
褐藻類(昆布等の海藻)からごく微量抽出される成分。カロチノイドの一種で、強い抗酸化性を持つ。アスタキサンチンやβカロテンなどは酸素含有状態でのみ抗酸化作用を示すが、フコキサンチンは条件を選ばず生体内において抗酸化作用を示す。上皮に存在するレチノイン酸レセプターと結合することで生物活性を起こし、角化細胞に強い増殖作用を発生、ターンオーバーが加速され、表皮のメラニン色素を含んだ角質(表皮性色素沈着)が排出される。また、細胞レベルでもメラニン生成を抑制する効果がある。

フコキサンチンの「血管新生抑制作用」は、紫外線要因のシワ・タルミの改善・抑制に効果があるとして、国立大学法人京都大学が処方特許を保有しており（フコキサンチンによる血管新生とシワ抑制に関する特許）、ユニッシュは同大学より本特許のライセンス(実施許諾)を受けている。

ミトラカーパススケーバー
ミトラカーパスという薬用植物の葉から抽出・精製・濃縮された原料。西アフリカの「ベナン伝承医学」では漢方薬として古くから利用されており、頭痛、歯痛、無月経、消化不良、肝疾患、皮膚疾患(感染性皮膚炎、湿疹など）の治療に用いられる。天然のハイドロキノン誘導体を含んでいるため、“天然の漂白剤”と呼ばれるほど高い美白効果がある。
ユニッシュは、フコキサンチンとミトラカーパススケーバーをそれぞれ一定の含有率で組み合わせることで、メラニン色素の排泄作用と生成抑制作用が副作用なく安全に誰もが行えることを研究でつきとめ、医療行為であるトレチノイン療法の代替法となることを証明した。ユニッシュと京都大学の2つの特許技術が、トレチノイン療法の有する副作用等の問題点を解決したというわけだ。