ヘッドスパサロン・Kläre(クレーレ)が銀座にオープン　ドイツの黒い森をイメージした空間

2024.05.17サロン

緻密で的確な手技と先端エイジングケア成分のヒト幹細胞培養液を使用したヘッドスパサロン「Kläre（クレーレ）」が、東京・銀座にオープン。年齢や性別に関わらない「頭皮・毛髪のケア」と「癒し」を提供するサロンとして、予約を受け付ける。施術はもちろんプライベート空間で行う。独自の技術を用いて行う施術はもちろん、空間・プロダクツ・香りすべてが洗練された設計。多角的に癒しを感じられるサロンといえそうだ。

クレーレ独自のメソッド「ヘッドスキンケア」

頭皮・毛髪の悩みを根本的にケアすることを目的としたスカルプケアメソッドで施術を行う。まずは頭皮環境を整えるために、「頭皮クレンジング」からスタート。クレイパックまたはジェットピーリングで頭皮異常を引き起こす原因の過酸化脂質を取り除く。さらに、最新技術による高濃度水素クレンジングを行い、高濃度の分子状水素が髪や頭皮のダメージを進行させる活性酸素を洗い流して頭皮にハリと潤いを与え、健康な状態にリセット。次の美容液の浸透をサポートする。

Kläre(クレーレ)ヘッドスキンケア

オリジナルの高濃度ヒト幹細胞美容液を使用

頭皮に使用する美容液は、95%高濃度ヒト幹細胞培養液を配合した美容液「クレーレスカルプセラムプロ」を使用。「クレーレスカルプセラムプロ」は、日本で初めてヒト幹細胞培養液を化粧品に採用したメーカーから原料を調達し、安全性と品質にこだわったオリジナル製品。ヒト幹細胞培養液にエクソソーム1％を配合し、さらにこの美容液を「育毛特許技術」及び「基本技術特許」に基づき開発された最先端機器エレクトロポレーションを使ってしっかりと導入させ、より高い効果を目指す。

クレーレスカルプセラムプロ

その後、ハンドを使っての首・肩のトリートメントや表情筋へのアプローチを行うことで頭皮とつながっている顔のむくみ改善やリフトアップを目指す。ホームケアもオリジナル商品でラインアップされており、サロンでの定期的なケアと並行して毎日のケアもサポートする。

店内はドイツの「黒い森」を抽象化した異空間

先端技術と手技やおもてなしが提供されるサロンの空間づくりも本物を目指し、コンセプトワークからロゴやプロダクトも含めた世界観を、山田春奈と小林弘和によるクリエイティブ･ユニット「SPREAD」がデザイン。国内外で活躍する岡田哲史建築設計事務所（SOA）が空間を設計した。

Kläre（クレーレ）

Kläre（クレーレ）とは、ドイツ語で「澄みきっていること」。”澄んで満ちる、頭と心”をコンセプトに、ルーツとしたドイツの中央部に位置する自然豊かな山岳地帯シュバルツバルト「黒い森」の生命力と澄み切った空気をサロンに表現するため、グリーンを基調とした趣の異なる3つの部屋は、数寄屋建築も手がける一流の手仕事で生み出された。空間を構成するカウンターや壁、そして設えられた絨毯までも贅を尽くした選りすぐりのものが配されている。

Kläre（クレーレ）

さらに、「黒い森」の自然をそのままの形で表現すべく、パルダリウム（インドアグリーン）を設置。美しいガラスの中に苔や地衣類を中心とした25種類以上の植物が微生物との良好な相互関係を織り成し、悠久の時の中で繰り返される美しい生命と豊かな水によって自然の循環を再現した。

店内の香りもオリジナル

そして、店内を包み込むのは、マニュエルクシュニグと吉国志津子による、ベルリンを拠点に活動する嗅覚デザインのスタジオ「AOIRO」によるオリジナルの香り“GLASBACH（グラースバッハ）”。「黒い森」を流れる実際の小川の名称であり、サロンのコンセプトである“澄んで満ちる、頭と心”を感覚的に表現したもの。ゆっくりと深く呼吸をしながら、心身がほっこりと軽くなり、穏やかに前を向いて一歩を踏み出す、そんな香りのクリエーションが空間を息づかせている。