酒粕を乳酸菌で再発酵した植物性ヨーグルト JOGURT(醸グルト)予約販売開始

酒粕を乳酸菌で再発酵して開発した植物性ヨーグルト「JOGURT(醸グルト)」の予約発売が開始され、話題になっている。

予約を受け付けているのは新潟県長岡市の株式会社FARM8。栄養豊富なスーパーフード「酒粕」を用いたプロジェクト Hacco to go! を主宰している。

関連記事
酒粕を乳酸菌で発酵させたビーガンスイーツ「Hacco RICE ジェラート」業務用販売をスタート!

JOGURTは、オンラインストアやスタンドバーで酒粕ドリンクを提供している専門店『Hacco to go!』のメニュー、Hacco シェイクやHaccoスムージーの原料として利用しているもので、酒粕をさらに乳酸菌で発酵させてできた美容発酵食材。とろみがあり、すっきりやさしい酸味、アルコールの残量は1%以下。見た目も味もヨーグルトそっくりの植物性クリーム。砂糖や添加物は不使用。ヴィーガンの方にはもちろん、これからの季節にぴったりな栄養価の高いスーツやドリンクにぴったりだ。

雪国で発見されたウオヌマ株乳酸菌を含む


酒粕を再発酵するのは、乳酸菌ウオヌマ株。雪国新潟の「ゆきむろ」(蔵の中に雪をためて、その冷気で食品を保存する)で保存されていた漬物から発見された乳酸菌だ。通常生暖かい環境で発酵が進む乳酸菌には珍しく、低温環境下でも発酵を進めることができるのが特長。この低温発酵のおかげで酸味を抑えてpHを下げ、まろやかで栄養豊富な素材にしあがった。

酵母による「美の特効薬」が豊富

αーEG(エチル-D-グルコシド)

米麹と清酒酵母を混ぜたときに作られ、皮膚真皮層のコラーゲン量を増やす成分。日本酒や酒粕から摂取することができる。

レジスタントプロテイン

難消化性タンパク質。食物繊維の機能を併せ持ち、体内の消化酵素では分解しにくく、小腸に届いて脂分を吸着し便として排出。ダイエットやコレステロールの低下にも効果が期待されている。酒粕やどぶろくの白く濁った部分に多く含まれる。

その他、コウジ酸、アルブチン、フェルラ酸など含まれる成分は約600種類。乳酸菌で再発酵する際に生み出される葉酸やビタミン成分も追加されるため、腸活や美肌ケアにはぜひおすすめしたい天然食品と言えるだろう。

JOGURT(醸グルト) 350g 972円(税込)

乳酸菌発酵酒粕(100g中) 栄養成分
エネルギー(kcal)100
たんぱく質(g) 7.5
脂質(g)1.4
炭水化物(g) 15.1
ナトリウム(mg) 5.0
食塩相当量(g) 0.0
食物繊維(g) 5.20
ビタミンB1(mg) 0.20
ビタミンB2(mg) 0.20
ビタミンB6(mg)0.60
葉酸(μg) 390.0

販売は完全受注生産。ホームケアや食育指導など、健康志向の高いサロンはぜひ注目を。


text :yuni nojima
【NOT SPONSORED】この記事はesthete編集部オリジナル記事です。メーカー提供の情報・アイテムを含みます。

関連記事