ニューノーマルなバスタイムはウルトラファインバブルしか勝たん！美肌のお守りを使い比べ
Twitterに住み込んでいる私は、かなり美容ヲタクの皆様と親密なやり取りを繰り広げております。そんな中で定期的に話題にあがるのが、ウルトラファインバブルのシャワーヘッド。日本の技術、毛穴汚れを分解して落とす、なのに保温効果が高い、など期待できるらしいのです。
お気に入りのシャワーヘッドを両手に思わずニッコニコになる筆者
私はというと、「ホント？盛ってない？」と懐疑的な目で見ておりました。だって、汚れを落とすのと保湿って真逆じゃないですか？ 宣伝でもジャーッと肌に勢いよくシャワーを当ててるし……肌が薄く超色白ゆえ、これまで赤ら顔やら乾燥肌に悩まされてきた私にとって、シャワー直当てはタブー中のタブー！
しかし、この仕事をお受けしたのは、「何言ってるんですか雪乃さん！顔に直接あてても本当に刺激が少ないんですよ！」という某美容ヲタク様の声でした。そこで私にもちょっとした心の変化が起きまして、「そんならちょっと使ってみようかな……」と早速メーカーさんにテレホンいたしました。
そんなわけで、今回は美容ヲタクからも評判の良い2製品をご紹介いたします。
ウルトラファインバブルの超微細気泡は直径0.001mm！優しさ“だけ”でクレンズ
ウルトラファインバブルとは、直径0.001mm未満の超微細な泡のことで、肉眼では捉えることができないほどのマクロな世界。そのため、肌に直当てしても刺激が少なく、肌の毛穴やシワに優しく入り込み汚れを吸着して流し落としてくれると、美意識高めの人々（主にTwitter民）から高く支持されている様子。
出典：慶應義塾大学 寺坂宏一教授
また、微細なこの泡は水中で上昇しにくいため、浴槽にこのシャワーヘッドでお湯を張った場合、湯の中に泡が長く滞在してくれるという性質を持ちます。このようなことから、体の保温や保湿効果も高めるという結果も報告されているのです。
肌刺激と汚れの落ち具合を人気製品でリアルに体感
肌への刺激を極力避けながらも肌の汚れをしっかり落としたい!
それを目的としている私が選んだのは、『ウルトラファインバブル ボリーナ ワイドプラス』と『ウルトラファインミスト ミラブル プラス』の2製品。
ウルトラファインバブル ボリーナ ワイドプラス 重量170g ホワイト 12,800円/シルバー 13,800円（共に税別） 株式会社田中金属製作所
ウルトラファインミスト ミラブルplus 重量162g 40,900円（税別）/株式会社 サイエンス
この二つを私なりの視点で比べてみました。
◆肌への刺激
最も肌にダメージ与えるものの一つである摩擦。結論から言うと、二つとも従来のシャワーヘッドと比べると肌への当たりは非常に優しく、お腹や顔の肌に1分ほど当て続けても赤くなる、痒くなるという現象は起こりませんでした。
ボリーナワイドプラス
通常のシャワーと比べると若干弱めですが、頭を洗うにも体を流すにも「弱い!」というストレスはありません。また、ヘッドの面積が広いため、たっぷりシャワーを浴びられるため、水圧も湯量も満足度高めです。
顔を洗うときはシャワーの出を“弱め”に、体や頭を洗うときは“強め”に。こうして自分で調節することで、心地よい肌当たりを徐々に掴んでいきました。
また、これまでのシャワーヘッドを顔に直当てすると全体的に赤みが射したのですが、こちらのシャワーヘッドでは一切赤くはならず、いつもの肌色のまま。これには驚きました。水圧が弱めというだけではなく、泡が微細である事が肌への負担を相当減らしているのだろうなと実感できました。
ミラブル プラス
ミラブルプラスの特長の一つが、水流の切り替え。「ストレート水流」と「ミスト水流」の二つに無段階で切り替えができます。
ミスト水流
特筆すべきはなんと言っても、ミストで出るという点とその水流の細かさ！ まさしく“霧”であり、これまでのシャワーでは体感した事のないようなふわっとしたミストです。しかしミストにした時は、外気の影響でミスト自体が冷やされるため、温度が若干冷たく感じられます。ストレートからミストに切り替えるときは温度調節に注意しましょう。
ストレート水流。細かなミストが混じっているんです！
また、切り替えスイッチを中間で止めればミストとストレートの中間の水流で洗う事もできます。私はこの中間が一番心地よく感じました。しっかりとした水流の中にも柔らかなミストが感じられ、全身洗いに最適です。
◆汚れ落ち
クレンジング→洗顔後に、ぬるめのシャワーを弱めに出して顔に直当てして洗顔料を流しました。
ボリーナワイドプラス
これまでのシャワーだと、顔に直当てした後は若干のツッパリ感がありましたら、不思議な事にボリーナワイドプラスで流した後はツッパリ感が一切ありませんでした。肌への刺激が少ないということも影響していますが、これはマイクロバブルの細かい気泡の高い浸透力にあります。つまり、肌表面の保温と保湿に優れているということです。
これはペットにも良いのでは？とホームページを見たところ、バッチリ記載されていました
ミラブル プラス
ミスト水流で流したのですが、これがまた秀逸! シャワー面積も広いため、一気に顔中にミストが放たれるのでまさに愉快壮快。数分当て続けてももちろん刺激もかゆみもなく、細かい気泡が繊細に洗い流してくれる実感があります。
ただ、シャワーの外側から出るミストは顔に当たると若干チリチリとした刺激があるので、シャワーヘッドを近づけすぎず顔全体がすっぽりシャワーに覆われる距離で洗い流すのがベストかと思います。
比べてみた結果！選ぶとしたらこんな基準で
体も顔も優しく洗いたいという方は、ボリーナワイドプラス。
顔は優しく、体は打たせ湯のような水圧で流したい方は、ミラブルプラス。
個人的には、ボリーナワイドプラスに軍配が上がります。
その理由は、元々私が強い水圧が苦手なため、ミラブルプラスの「ストレート」レベルの水圧を求めていないという点です。また、ボリーナワイドプラスの水圧が秀逸である点です。顔を洗うときはシャワーを弱めに、頭や体を洗うときは強めにするだけで、幅広く水圧の強弱を付けられるため、どこを洗うにも良い案配に寄せてきてくれるのです。
ただ、ミラブルプラスには塩素除去機能が付いているため、長期的に使用すると塩素による肌ダメージが軽減されるなど、肌に良い影響が期待されます。
※今回私が使用した1ヶ月では、残念ながら塩素除去の恩恵をそこまで感じる事ができませんでした。
なお、男性陣は、ミラブルプラスの「ストレート」水流は非常に人気でしたので、水圧強めがお好きな男性がいらっしゃるご家庭には「ミラブルプラス」が良いのではないでしょうか。
いずれにせよウルトラファインバブルでの全身洗浄は、カタルシスを感じるほどに心地よいものであるということは間違いありません。
ウルトラファインバブルに共通してよかったのは保温・保湿力
毎日のお風呂上がりミッションは、いかに素早く化粧水と乳液の儀を遂行するか。この勝負に敗北気味でしたが、ウルトラファインバブルのシャワーヘッドを使用するようになってからは、いつものツッパリ感が緩和され、保湿されているのが手に取るようにわかってしまいました。肌への高い浸透効果と低刺激という二つの相乗効果で、肌全体のうるおいが守られているのではないでしょうか。
しかし
開始から1ヶ月経過した頃、先代のシャワーヘッドのことを思い出しました。
「ちょっと前のシャワーヘッドを再度使用してみようかな」と思ってしまい、装着して入浴。
すると！！
シャワーの穴から出てくる一本の水量って、こんなに太かったっけ!?
顔に直に当てるとすごい刺激なんですけど!!
シャワーの出る音も激しくないか!?
以前のシャワーヘッドのワイルドさに驚かされました。
ウルトラファインバブルは使い続けるとそれが当たり前になるので、当初はハッキリと体感できた普通のシャワーヘッドとの違いを感じにくくなるものなのですね。いやしかし、確実に違いはあるのです（慣れって恐ろしい）。
ちなみに、よく色々なブログなどで「油性マジックが落ちる」、「メイクが落ちる」などの検証記事もございますが、私としてはその辺りには正直、懐疑的です。実際に目で見える限りでの汚れは落とせたとしても、やはり油性マジックもファンデーションなどをはじめとするメイクアイテムも、専用のクレンジングや石鹼でオフするのが確実だと思っているからです。
今回は、あくまでも普通の入浴シーンでの使用を想定し、肌への刺激を最小限にしつつ汚れをしっかり落とす、という目的で2つの製品を使用させていただきました。
しっかりと汚れを落とす＆刺激を最小限に抑える
簡単なようでなかなか難しいボディケアですが、この二つのポイントは年齢性別関係なく日常生活で取り入れるべき習慣です。むしろ、ボディケアの第一歩がこれらではないかと。
ボディのケアをこれからはじめる方、ブライダルのお客様、メンズ美容に目覚めた方、脱毛施術中の方などへ、日常に取り入れるだけで手数が増えない肌ケアとしてお勧めしてみてはどうでしょうか。
もちろん、シャワーヘッドの買い替えを検討している先生方のご自宅用としてもオススメですよ！
写真・文 鬼龍院雪乃
構成 yasuko kimoto
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