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「全部同じところでできたらいいのに」利用者側の高額所得者ほど、鍼灸整体・エステ・トレーニングの業態連携に興味

かつて、自己メンテナンスは「意識が高い人」のものでした。しかし、ニューノーマルとなった今は「誰もがやるべきこと」にシフト。人前に出る機会が減ったからこそ、自分への興味や健康への意識が高まるなんて、誰が想像していたでしょう。

ネイルサロン、美容室、美容鍼、パーソナルトレーニング、エステ、まつげパーマなど、女性利用者はハシゴして通っている事実は皆さんも周知の通り。現在は、男性や経営者層も加わっているようです。

 

 

お客様としてサロンに通う異業種経営者から見た美容と健康業界


 

エステ・パーソナルトレーニング・鍼灸整体のスペシャリストが集まるTOTAL BODY SALON「ABY」を運営する株式会社ABY(本社:東京都目黒区 )は、関東在住で鍼灸整体を普段から利用している経営者111名を対象に、「業態連携」に関するアンケート調査結果がとても興味深いのでご紹介します。

 

調査概要
調査概要:「業態連携」に関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年3月15日~2021年3月16日
有効回答:関東在住で鍼灸整体を普段から利用している経営者111名

 

経営者がサロンに通う理由は?なぜ鍼灸整体を選ぶのか?

Q1.あなたは、どのような目的で鍼灸整体を利用しますか?(複数回答)」(n=111)

 

 

トップは痛いところの緩和目的。病院では「健康」と判断されてしまう毎日の習慣や癖がつくるカラダの歪みや不具合を認識し、プロに「なんとかして!」と助けを求めている人が駆け込んでいる状態です。2位は調子の良い状態を維持するためのメンテナンス。通うことが習慣になっている人も多いようです。

 

 

エステティックへの興味は「機会があれば」

Q2.あなたの現在のエステ事情に最も近いものをお答えください。」(n=111)

 

 

日本におけるエステティックとは、「手技又は化粧品・機器等を用いて、人の皮膚を美化し、体型を整える等の指導又は施術を行う事業所をいう。」と定められています。まさに、美容の範囲。Q1のグラフでも、美容目的で鍼灸整体に通う人は6.3%。ほとんどの人がそりゃあ興味ないですよね。と納得できます。

しかし、興味があると答えている人は、28.8%もいます。機会があればぜひ体験してみたい!という意識の引き上げが、現在の施術の効果により起こっているのかもしれません。

 

 

パーソナルトレーニングには興味大!

Q3.あなたの現在のトレーニング事情に最も近いものをお答えください。」(n=111)

 

 

経営者層は運動している人が約半数もいる!ということは、驚くべきことでは?

特に、パーソナルなトレーニング(セッションを行う人、自己流の人両方いますが)は多くの人が経験済。カラダが資本といいますが、経営者ほど体感しているということでしょうか。現在はしていないが「興味はある」と答えた人の層も約30%と厚く、何かきっかけがあれば始める人も多そうです。

 

 

基本的にサロンのハシゴは面倒。一箇所でなぜ済ませられない?


 

Q2もしくはQ3で「通っている」と回答した方(n=26)に、追加質問。

Q4.鍼灸整体に加え、エステやトレーニングを掛け持ちすることについてどう思いますか?(複数回答)

 

 

一箇所で済ませたい、予約が面倒。これは想定していましたが、「各店舗で自分の体の状況について説明するのが面倒」と思っている人が約35%、予約日などの情報を「それぞれ別々に管理するのが面倒」という人も約30%もいます。

集約すると、一箇所で済ませたい。

分野が違うので同じ人に施術をしてほしいとは思わないが、カルテが共有できたら最高!ということでしょうか。

 

 

Q5.鍼灸整体・エステ・パーソナルトレーニングの各業態が連携し、同じ店舗で全ての施術(トレーニング含む)を受けられる、もしくは受けたい施術を組み合わせられるサービスがあれば利用してみたいですか?(n=111)

 

 

「特に興味はない、余り思わない」と思っている声も多いところに注目。施術に特化した雰囲気やインテリア、立地を楽しんでいる証拠かもしれません。もしかしたら「一箇所でやりたいけど、この雰囲気で優雅なトリートメントは受けられない」「リラックスできる音楽や空気感の中で追い込む系のトレーニングはできない」と思っているのかもしれません。

 

 

Q7.鍼灸整体・エステ・パーソナルトレーニング』の各業態が連動することについてどのように思いますか?(自由回答)(n=111)

 

 

<自由回答・その他一部抜粋>
71歳:お互いの枠を超えてよいと思う。
56歳:体についてワンストップで相談ケアできるのは良いと思います。
67歳:一箇所で短時間でできるのは便利で嬉しい。割安になるならもっと良い。
65歳:年を取るにつれて、急激に体力が落ちているため、運動等の量の調整には非常によいと思う。
65歳:トレーニング、記録向上、体のケア、などの効率が上がる
60歳:利用する側にとっては便利でありがたい。
46歳:一つの店舗で体のケア、トレーニングが出来ると効率が良いのではないかと思う。
33歳:それぞれの特性が活かされて、いいことだと思います。
60歳:とても興味があります。
66歳:治療の箇所が分かり合える
76歳:身体は機械とは違い部品の修理では解決できない問題があるので、総合的な判断が可能な出来る病態連合は興味がある。
45歳:連動が上手く行くと効果が高そう。
76歳:身体全体の治療とメンテナンスを相互的に対応してくれそう
53歳:それ自体はとても便利かなと思うが、整体師やトレーナーの資格や能力も合わせて明確な提示がされると安心して通いやすいかと存じます。
47歳:あちらこちらに通うのはとても面倒ですし、その都度、症状や状態を伝えるのはシンドイので、1ヶ所ですべてのデータを集約して互いが連動してくれるとラクだなと思います。
67歳:メンテナンスやリカバリーなど治療だけでなく総合的に体調を管理できそうだから
51歳:きめ細やかなサービスが受けられそうで良いと思う

 

年齢別に色分けしています。集約すると、通う側としてのタイムコストの削減と、サービスの向上が期待できるのではないか、この2点に期待が寄せられています。総合的な体調管理ができ、健康でいることがビジネスには必須というわけですね。

なぜ垣根を超えられないのかというコメントはさすがにありませんでしたが、ここは実現に向けてがんばらなければならないところということが明確になったと思います。

 

一部、美容室ではこの動きが見られており、美容室機能と体調管理機能やパーソナルトレーニングがセットになったサロンがあったり、トータルケアとしてアイブロウ、ネイル、エステ、ヘア、まつ毛、美容鍼などが受けられるサロンが都心部以外に存在します。

 

ホテルスパではジムとトリートメントが受けられるけど、整体が無理

エステではネイルとアイブロウと痩身メニューがあるけれど、ヘアと鍼灸系は無理

このように、一部が欠けている例はよくある形態です。そこに1ヶ所連携できる施術所やサロンを加えることで、経営者層の願いが叶えられると思いませんか?

今までに体験したことのない、新しいサービスや施術を知ることもできます。「興味はある」と答える層が一定数いるので、それに応えることも可能です。

 

お客様は近く感じていますが、サロンワーカーにはとっても遠い隣の業界、そろそろ本格的に覗いてみるタイミングが来ています。それにはまず、知ることから。

esthete.netでも、幅広い視野でニュースを取り上げて皆様のお役に立ちたいと考えています。

 

鍼灸整体を利用する経営者層のこのアンケート、ぜひ今後の業務に活かして良いサービス・施術メニュー、経営につなげてください。

 

 


Text : Yasuko Kimoto

【NOT SPONSORED】この記事はesthete編集部オリジナル記事です。メーカー提供の情報・アイテムを含みます。




 

 



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