ソロサウナ tune (チューン) が神楽坂にオープン。ひとりで「ととのう」体験がトレンドになるかも?
ストレスフリーにサウナを楽しみたい。そんな願いをかなえる完全個室のフィンランド式サウナ「ソロサウナ tune(チューン)」が2020年11月にホテルUNPLAN Kagurazaka 1階にオープンする。
本場フィンランドでも集団で入るスタイルがいわゆる普通のサウナ。ソロサウナtuneが実現するのは、岩盤浴の個室のような、完全なプライベート空間。着替え・サウナ室・冷水によるクールダウン・リラクゼーションのすべてをたったひとりで完結できる。
集団のサウナはなんだか苦手という方や、ととのうって何?というサウナ未体験の方、人の接触に不安がある方にぴったりの空間だ。ソロサウナtuneを運営する株式会社tuneは、tuneをブランド化して全国に展開予定。新しいリラクゼーションのカタチとして、異業種からの参入ということになる。
サウナの監修は、プロサウナーでTTNE サウナ師匠の秋山 大輔氏。サウナー専門ブランド「TTNE PRO SAUNNER」の立ち上げ、「ととのえの日」記念日制定、「CORONA WINTER SAUNA」全面監修、「SAUNACHELIN」立ち上げ、「日本サウナ学会」設立など、精力的に活動するプロサウナーの第一人者だ。
プライベート空間はダークカラーで統一。新しい自分と向き合う空間に
サウナは、本場のフィンランド式を採用。サウナ室には、フィンランドから輸入したサウナストーブを配置。ストーブ内のサウナストーンに水をかけて温度を下げるフィンランド式ロウリュも好きなタイミングで行える。
サウナストーンに水をかけて発生する水蒸気には、体の芯から体感温度を上げ、湿度によって発汗作用を促す効果がある。また、水蒸気が発生することでドライサウナ特有の乾燥による息苦しさや肌のヒリつきも解消される。ロウリュに使用するの水は、白樺の香りがするアロマ水が用意されているのもうれしい。
自分の好きな温度と湿度でドライサウナを楽しめるというわけだ。
さらに、ひとりなのだからおもいっきりリラックスしてほしいという願いから、サウナ室のベンチは、横幅2メートル、奥行き60センチのラグジュアリーな大型サイズ。横になったり、ストレッチをしたり、自由な体勢で自分だけの時間を過ごすことができる。
また、ととのうために必須なクールダウンには、400口径の大型シャワーヘッドを全個室に完備。大粒の冷水を頭から浴びることもでき、ミスト状の冷水で優しくクールダウンすることもできる。冷水の温度は、チラー(冷却機)を導入し、一年中、常時15℃前後の水温を維持する。
休憩スペースは、集中・瞑想がしやすいよう黒で統一。アームチェアに座ると、ほのかな照明と、幅広のサーキュレーターによる柔らかい風が身体全体を包み込む。
ととのうって何?
サウナと冷水によるクールダウンを繰り返すと、交感神経と副交感神経が共存し神経伝達物質のセロトニンが上昇する。これがいわゆる「ととのった」という状態。入浴剤「クナイプ」の創設者であるセバスチャン・クナイプ神父もこの効果に注目し、温水と冷水の温度差を利用したり、水圧をかけたりする水治療を行っている。19世紀に注目されて人々を癒やし、健康にした健康法が、近年新たに注目されているというのもとても面白い。
ソロサウナtune1号店はUNPLAN Kagurazaka1Fにオープン。各種アメニティグッズが揃ったパウダールームやカフェも併設。クラフトビールやサウナ飯を楽しんだり、仕事をすることも可能。
神楽坂エリアの新しいリラクゼーションスペースとして人気が出そうだ。
ソロサウナtune
東京都新宿区天神町23-1(UNPLAN Kagurazaka1F)
完全予約制
料金や営業時間は未定
WEB:https://www.solosauna-tune.com/
Text :yuni nojima
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