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人生を自由に謳歌する者へのオマージュ セルジュ・ルタンスの新作「エクランドゥフュメ」

セルジュ・ルタンス エクランドゥフュメ

ÉCRIN DE FUMÉE  エクランドゥフュメ/煙の煌めき

50mL 17,710円、100mL 26,950円(ともに税込) 2023年11月21日(火)発売

唯一の無二のアーティストであり「フランスの知性・哲人」と称されるセルジュ・ルタンス。秋の新作は、官能的で温かみのあるタバコの葉の香り。その香りを言葉で例えるなら、絢爛と退廃を行き来し、燃え上がるように自由な人生を楽しむ者たちへのオマージュといった印象。

セルジュ・ルタンス エクランドゥフュメ

コンポジション:タバコの葉、カカオ、ラム酒

印象:贅沢で甘美、洗練の極み

究極の贅沢に浸り、錯乱するほどに激しく、生ける今を謳歌する。彼らが理解しているのはただひとつ。時間はあっという間に過ぎ去るということ。人生は最大限の称賛をもって、これ以上ないほど濃密に生きなければならない。すぐに容赦なく牙を剥きながら、失望の時はやってくるのだから。煙が立ち上る情景、それは魅惑的で悲劇的な、失われた幻想を映すスクリーン。

さぁ急いで!世界が終わってしまう!

我々はいつも、何かに追われるように今を生きる。

大砲の音に紛れ、シャンパンのコルクが弾け飛ぶ。これは爆発?

煙が立ち上る情景、今日という日は美しい。

セルジュ・ルタンス

 セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)

セルジュ・ルタンス

1942:3月14日 フランス北部リールで誕生

1963:21歳 パリ・ヴォーグ社を訪れ、この年のクリスマス特集号のデザイン担当に抜擢される

1968-80:クリスチャン・ディオール コスメティックのアートディレクターに就任し12年間務める。同年4月旅したモロッコに魅了され、マラケシュに在住

1974-76:最初の映画「SUAIRE」「LES STARS]公開、カンヌ、ベルリン、ベニスの国際映画祭で成功を収める

1980:資生堂のグローバルイメージとビジュアルアイデンティティーを担う

1992:レ・サロン・デュ・パレロワイヤル・シセイドーをオープン (2012年、パレロワイヤル-セルジュ・ルタンスに改名)

2000:セルジュ ルタンス パルファム ラインを発売

2001-04:4年連続でフランスフィフィアワードでオリジナルコンセプト賞を受賞

2005:セルジュ ルタンス メーキャップライン「ネセセールドゥボーテ」を発売、ハウスオブシセイドウにて「夢幻の旅の記録」展を開催

2007:フランス文化芸術勲章 コマンドゥールを受勲、(Commandeur de L’Ordre Des Arts et Des Lettres)受章

2015:モスクワにセルジュ・ルタンスブティックをオープン

2018:パリ・サントノーレ通りに2つ目のストアをオープン

本店はパリ「パレロワイヤル – セルジュ・ルタンス」

本店が位置するのは素晴らしい場所。パリ、セーヌの右岸ルーブル美術館近くのパレロワイヤルという美しい回廊。長い歴史を経て醸し出される特別な存在感と空気がただよう特別な場所。ブルボン朝オルレアン公の居城として築かれ、1643年、当時5歳のルイ14世がルーブル宮殿から移り住んだことで、ロワイヤル(王宮)と呼ばれている。

パレロワイヤル - セルジュ・ルタンス

この歴史と文化に彩られた回廊に1992年にオープン。ひっそりと静まり返った歴史的な場所を選んだのは、フレグランスの店舗こそ、”誰も来れない秘密の場所が良い”という理由。店名は、フランスの小説家ジャン・コクトーの言葉「パレ・ロワイヤル、それは万里の長城に守られたパリの心」が用いられている。

「過去と未来という2つの抽象的観念が、想像しうる理想の現在に溶け合うことを思い浮かべた」というその思いは、改装が重ねられ常に新しい価値観を創造しても変わらない。今でもディスプレーはルタンス自身が模型を製作している。

日本の店舗は銀座のSHISEIDO THE STORE内。

セルジュ・ルタンス G7

東京都中央区銀座7-8-10 SHISEIDO THE STORE内2階

03-3571-7735(店舗代表)

11:00~20:00

不定休


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