調剤薬局で買えるプラセンタが話題!日本調剤が医療用プラセンタエキスで作ったオリジナルコスメ
全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社が、この秋からコスメの製造・販売を開始している。「処方箋を持っていく調剤薬局のカウンターで売ってる化粧品って、ヘパリン類似物質(ヒルドイド)のジェネリックでしょ?」と思った人、残念ながらハズレ。
12月1日から販売を開始したのは、新製品の『NC美容液』。
主成分は、なんとプラセンタエキスだ。
美容に熱心な女性は、クリニックで注射やカクテル点滴など「カラダに直接入れ込む」カタチで利用する人が多い。プラセンタは、経口や経皮吸収では効果が薄いと言われてきたが、近年の研究でさまざまな有用性が発見され、医薬品、健康食品、化粧品などに幅広く使用されている。
医療原料クオリティの国産豚プラセンタを配合
NC美容液が採用しているのは、医療原料としてプラセンタエキスを開発するスノーデン株式会社のもの。独自技術で抽出されたハイクオリティな原料だ。肌に優しい処方にするため、界面活性剤や合成香料などは不使用。プラセンタエキスや自然由来の有効成分は、三相乳化法(界面活性剤の化学的作用による乳化ではなく、柔らかい親水性ナノ粒子の物理的作用のファンデルワールス引力を利用した特殊な乳化技術)で浸透させる。
洗顔後のブースターとして最適な、機能性と安全性を兼ね備えた美容液だ。
●スノーデン社のプラセンタエキス
プラセンタ原料の市場シェア40%以上(2016年)を占めるスノーデン株式会社のプラセンタエキスを使用。スノーデン社独自の酵素分解抽出法を用いて、プラセンタの持つ有用成分を壊すことなく最大限に引き出すことに成功した高品質なエキスを配合。
● 7成分のフリー処方
肌にやさしい処方を目指し、7つの無添加(界面活性剤、パラベン、エチルアルコール、シリコーン、鉱物油、合成香料、着色料)を実現。
●徹底した品質管理
また、プラセンタエキスはGMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)に準拠した設備と管理のもと製造されており、原料となる豚の胎盤の収集からプラセンタエキスの規格試験まで、徹底した品質管理を行っている。
●カニナバラの種子・果実・花から抽出した成分を配合
カニナバラの種子を搾って得られるオイル(ローズヒップオイル)を配合。ローズヒップオイルはオレイン酸、リノール酸やリノレン酸などの必須脂肪酸、ビタミンCなどを含み、年齢肌に適したオイルといわれる。
●プラセンタを感じさせない自然由来の香り
酵素分解法を用いて抽出したプラセンタエキスは特有の匂いを感じることがあるため、カニナバラの果実と花を搾って得られるエッセンシャルオイル(カニナバラ果実オイル」のたおやかな香りでカバー。
調剤薬局がなぜ化粧品製造を?
日本調剤は、青汁やサプリメントなど素材にこだわった健康食品を中心としたプライベートブランドを展開してきた。しかし、調剤薬局を訪れる人の増加や変化に伴い、薬の相談だけでなく、ヘルスケアをトータルでサポートする調剤薬局としてさらに貢献するために「安心して使用できる化粧品を提供したい」という思いから、2020年10月にはじめてオリジナルコスメ『ハンド&ボディクリーム』を発売。今回の美容液は第2弾となる。
12月21日には、プラセンタエキスのインナーケア『NC Pカプセル』を発売する。原料は美容液と同じくスノーデン社の高品質な国産豚プラセンタエキス末を使用。1日の摂取目安量は2カプセルで、植物セラミド含有の米抽出物や、ヒアルロン酸なども配合されている。
販売は、日本調剤の薬局または日本調剤オンラインストアで行う。
Text :yuni nojima
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