LASHBEIT(ラッシュビット)がまつ育を変える?ユニッシュがKGF配合美容液と アイラッシュ専用美容器を開発
一歩進んだまつ育メソッドが誕生!
株式会社ユニッシュは、まつげ美容液でのトラブルを解決すべく、化粧品とメソッドの開発を進めてきた。そして先月誕生したのが『LASHBEIT(ラッシュビット)』というブランド。
ラッシュビットが目指すのは、トラブルのないプロのまつ育。天然成分100%の美容液と、効果を高めるアイラッシュ専用エレクトロポレーション美容器、そしてこの2つを使用したトリートメント技術をリリースした。
まつ毛美容液にはケラチノサイト増殖因子「FGF-7」を配合
まつげ専用美容液『ラッシュビット バイオアイラッシュエッセンス』の特長は、天然由来成分100%で処方、発毛促進因子FGF-7を配合していること。
FGF-7は、発毛には欠かすことのできない毛髪(頭髪・まつげ・まゆげ)の成長因子KGFとも呼ばれる。化粧品表示は、ヒトオリゴペプチド-5。
NPO法人日本EGF協会が公表している説明は以下の通り。
FGFは線維芽細胞のみならずさまざまな細胞に対し増殖、分化などの活性を示す多機能性シグナル分子である。
現在確認されているFGFファミリーは23種類で、そのうちの1つであるFGF-7は別名KGFとよばれている。日本では角化細胞増殖因子、角質細胞増殖因子、ケラチノサイト増殖因子と訳されており、KGF受容体は、舌、口腔、粘膜、食道、胃、腸、唾液腺、肺、肝臓、膵臓、腎臓、膀胱、乳腺、皮膚 (毛嚢と脂腺)、眼球水晶体といった多くの組織の上皮細胞に存在していることがわかっている。この受容体型チロシンキナーゼと結合して細胞内に シグナルを 伝える。
発毛に関しては、FGF-7が毛乳頭細胞から産生され、毛母細胞に作用し、毛母細胞の増殖、分裂を促すことで毛髪成長を させると 解釈されている。
(日本EGF協会HPより引用 http://egf-association.jp/fgf-7.htm)
日本の特許「表皮ケラチン細胞成長因子の治療目的での使用(特許公表2002−526026)」では、KGFは毛嚢の増殖の促進をし、女性はもちろん男性型禿頭症にも治療しうると述べられている。
医療分野では、水注射やダーマローラーを用いてKGFを表皮に入れ込むHARG療法(毛髪再生治療)が有名。しかし、頭皮や美肌目的がほとんどで、まつ毛への転用はなかなか難しいようだ。
さらに、安全と確かな品質を両立させるため、原料となるGF(グロースファクター)は、日本EGF協会認定原料のみを使用。生理活性・安全基準・配合濃度など厳しいガイドラインをクリアし、GFの品質保証と配合保証が適正であることの証である日本EGF協会発行の認定シールが貼付されている。
禁忌だったまつ毛の生え際へのポレーションを実現した専用美容機器も発売
アイラッシュ専用エレクトロポレーション美容器『イーポレーション・イージーエム ミニ』は、まぶたとアイラッシュ両方にアプローチできる特殊ヘッドを開発。ポレーションモードのほか、マイクロカレントモード・ドレナージュモードを搭載。目元専用のトリートメントが可能になった。目元の複雑な形、細かな凹凸に合わせたケアができる美容機器は少ない。とても貴重な一台になりそうだ。
また、ユニッシュはエレクトロポレーション技術のパイオニア。薬物投与と育毛剤導入2つの特許を保持しており、もちろん『イーポレーション・イージーエム ミニ』にも応用している。
美容液とポレーションを使用するトリートメント『NON-NEEDLE EYELASH METHOD(ノンニードル・アイラッシュ メソッド)』は、全国の美容室、マツエクサロン、エステサロンなどへ導入提案を行っていく。
自粛期間でまつ毛にダメージを抱えてしまったという声も聞かれるため、今後需要が高まりそうだ。