LUSHスパの新ボディトリートメントは「香りの瞑想」がテーマ。中世ヨーロッパの医療にインスパイア
ナチュラルコスメブランドLUSH(ラッシュ)は、2020年9月1日(火)より新宿店と京都四条通り店で新しいスパトリートメント『ルネサンス』の提供を開始する。
アレクサンダー・テクニックが誘う「自分への気づき」
ラッシュの新スパ・トリートメントは、ルネサンス期のイタリア医療の考え方である「四体液説」にインスピレーションを受けて開発された。
中世ヨーロッパにおける四体液説とは、身体は4つの体液(血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁)でできており、どの体液が優位であるかは、人の気質・体質に大きく影響しているというもの。さらに世界は「熱・冷・湿・乾」の4大元素からなっており、モノは2つの性質を持つとされていた。
病は自分と取り巻く世界のバランスが崩れると引き起こると考えられ、食事指導やアロマテラピーを用いた治療が盛んだった。
心身の健康のためにバランスを取り戻すヒントを与える。ルネサンスの裏テーマは自分のコンディショニングかもしれない。
ポイントとなる手技は、微細な動きや感覚にスポットを当て、自分を学ぶという気づきを得ながら心身を整えるアレクサンダー・テクニック。このトリートメントには「香りの瞑想」というキャッチコピーがつけられており、エッセンシャルオイルではなくパフュームを使用する。織りなす4つの香りと麗しい音楽の相乗効果でウェルビーイングに導く。
ルネサンス期の香りに対する考えは現在のアロマテラピーにほど近く、植物は治療効果があると考えられていた。香りは植物や果物などの物体が極小となり蒸気化したものであり、香ることで元の姿と同じ性質が宿っていると考えられていたほど。ルネサンスでも香りの役割は重要で、相乗効果をもたらすための手技(アレクサンダー・テクニック)が選ばれている。
不確かな時代だからこそ自らに目をむけ、自身の内側や呼吸方法のバランスを整えて癒やすヒントを与える。そんな、ありそうでなかったトリートメントなのだ。
フィレンツェ店限定のパフュームも発売
ルネサンスのデビューに伴い、自宅でも自分を癒せるよう、パフューム5種も数量限定で発売される。
トリートメント内で使用される4種(ネロ、フランジパニ、コンフェッティ、サッポー)と、イタリアのパフュームコンセプトショップ「LUSH フィレンツェ店」限定のパフューム1種の全5種・30mlサイズを8月17日(月)より公式オンラインショップにて先行発売。ルネッサンス解禁の9月1日(火)からは、100mlサイズをLUSH SPAのサービスを提供するLUSH 新宿店およびLUSH 京都四条通り店にて発売する。
LUSHにおけるパフュームの位置付けは、原点でありアート。上質のエッセンシャルオイルやアブソリュートを使い、共同創立者のマーク・コンスタンティンをはじめとする調香師が独自のブレンドにより開発している。
●From Editor’s Room
ラッシュは、新鮮な野菜や果物を使った100%ベジタリアン対応のナチュラルクリーンコスメ。日本では「一度は誰でも手に取るコスメ」と言っても過言ではないはず。プロダクツは男性にもファンが多く、インスタグラムなどでたくさん見かけます。男性の美容熱が地球規模で盛り上っているので、LUSHファンは「ようやくLUSHに世の中が追いついてきた」という感想を持っているかもしれません。
嬉しいことに、ルネッサンスは男性の利用もOK!ラッシュのスパを体験するチャンスです。お店には「若い頃使っていたなぁ」なんていう懐かしいプロダクツもまだ健在かもしれません(LUSHはロングセラーが豊富)。この機会にぜひ!
Text :yuni nojima
【NOT SPONSORED】この記事はesthete編集部オリジナル記事です。メーカー提供の情報・アイテムを含みます。