香取慎吾の「ヤンチェ」コスメ第3弾はミスト!オイルインの2層式ヘアミストと保湿ミスト発売
帝国ホテルプラザに店舗をかまえる『JANTJE_ONTEMBAAR(ヤンチェ_オンテンバール)』。香取慎吾氏とスタイリストの祐真朋樹氏がディレクターをつとめるPPP SHOP(PERMANENT POP-UP SHOP:いつもワクワク弾けているショップ)というコンセプトから誕生した、セレクトショップでもブランドでもない “ 常に何かが進化している場所 ” だ。メインは男女の洋服だが、「次は花瓶を作りたい」と香取氏が構想を練るなど、とても自由な品揃え。
当然、オリジナルコスメもユニセックスパッケージで置かれている。
タレントコスメでは?と思うなかれ。いつもトレンド最先端のラインナップ
コスメは今回で3回目の発売。冬をテーマにしたヘアとフェイス用のミスト2種。製品を開発しているのはアンファー株式会社。
髪の毛に潤いを与える水層と、潤いを閉じ込めるオイル層で構成。カラーもバイオレットとイエローというおしゃれなバイカラーなのはさすが。主成分は、天然由来のボタニカルオイルとエキスを配合したもの。リラックス感のある、みずみずしいグリーンシトラスの香りで、ユニセックスをターゲットとしている。ギフトにも最適。
オイルを使用したコスメが増えているなか、この製品発表はさすが。しかも、フレグランスとオイルを使用したスタイリングで、艶と重さ、保湿を行う製品は、ナチュラルヘアケアではトレンドだ。
フレグランスヘアミストは、ヘアが潰れやすいまつ毛サロンは注目すべきアイテム。自身で使ってみれば、街のショップに品数が増えているのも実感できる。
うるおい成分として、ヒアルロン酸を配合したうるおいミストは、華やかなローズの香り。ローズは女性だけでなく、男性にも認知されている香り。意外と好まれる香りだ。使用方法は、通常のミスト化粧水と同様に顔から15cmほど離して、目と口を閉じて顔全体に1~2回を目安に吹きかけ、ハンドプレスでなじませる。もちろん、メイクの上からもOK。持ち運びしやすいサイズ感も◎。
ミスト状化粧水は、今や市民権を得たスキンケア&メイクアイテム。化粧水好きの日本人の趣向に合ったアイテムだからこそ、わかりやすく浸透しやすかったようだ。価格が優しいので手が出やすいのも嬉しい。店販を強化したい、というサロンはまずこのあたりから品揃えを変更したらどうか。
導入できないが注目すべき理由は「常に一般的なトレンドマーク」のセンス
J_O x アンファー 共同開発は、今回で3回目。1回目は、2018年8月のグランドオープンに合わせて6種を展開。肌に潤いを与えるフェイスマスク「うるおいマスク」(1種)と、シーンに合わせて使える「アロマ ハンドクリーム」(3種)、男女それぞれのまつ毛の悩みにアプローチするまつ毛美容液「アイラッシュセラム」(2種)。
フェイスマスクには、ヒト脂肪細胞順化培養液エキスとプラセンタを配合。
ハンドクリームの香りは100%精油で行っており、主成分も天然由来にこだわっている。
アイラッシュセラムは、男女それぞれの理想を叶える配合にしているのが新しい。フォーメンはヒハツエキスで力強いまつ毛に導く。フォーウィメンにはビワ葉エキス(保湿)を配合、美しく、しなやかなまつ毛をめざす。もちろんエクステをしていても使える。
第2弾は2019年4月。アロマリップクリーム3種。無添加処方(防腐剤、アルコール、界面活性剤フリー)、保湿成分にはスクワランを高配合、使うたびに香りで癒やされるように、とローズ、オレンジ、グリーンの香りを採用。
インタビューでもなかなかコスメに触れていないため、本人は関わっていないのでは?と思われているヤンチェのコスメシリーズだが、香取本人も使っている様子。
メンズコスメも盛り上がりをみせているだけに、今後の展開も気になるところ。アパレルショップにコーヒーカップがおいてあっても驚かないが、コスメがおいてあっても自然な世の中になれば、ファッションの一部として整肌が浸透した証拠といえるかも。
スキンケアやボディケアのプロとしては、ヤンチェ・コスメの今後の展開に期待したいところだ。