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レディー・ガガのエステティシャンが書籍を発売『世界一のフェイシャル・マジック』

「ジュミのマッサージは、一週間後でも肌が輝いている」

レディー・ガガが「ロサンゼルス・タイムズ」に語るほどのフェイシャル技術を持つ専属エステティシャン、ジュミ・ソンの書籍が8月18日(火)に発売される。

ジュミ・ソンさんは、神戸生まれのエステティシャン。1998年に渡米し、ヤマノ・ビューティーカレッジ・ロサンゼルス校に入学。卒業後は、メイクアップアーティストとしてハリウッドや日本でも活躍している。

2006年からは、メディカルスパ業界に腰を落ち着け、“Best Hand of West Coast 2007″にエステティシャンとして唯一ノミネートされたことを皮切りに、スパ業界で有名になっていく。数々の高級ホテルのスパで歴代セールス1位を多く獲得しており、2014年に惜しまれつつも独立。レディー・ガガ専属「フェイシャリスト」に就任、4年半務めた。

まさにフェイシャル技術のゴッドハンド。

JOOMEE SONG(ジュミ・ソン)さん Instagramアカウントは、@joomeesong_jp,@joomees(英語)

現在は、ニューヨークとロサンゼルスを拠点とし、セレブやモデル、ミュージシャン、経営者から主婦まで幅広いクライアントを持つアメリカのトップエステティシャンであり、躍進する企業に付与される「Los Angeles賞」を2年連続で受賞、殿堂入りを果たすなど、経営者としても敏腕だ。

美容機器や高級化粧品、美容医療などさまざまなアプローチを経験してきたセレブリティ顧客の「美への欲望」に対し、ジュミさんの答えはシンプルで明瞭。

「一日5分の手肌マッサージで、ゆっくり自分の顔と向き合い、コリをほぐして流すこと」

エステティシャンやヘアメイクのみなさんはピンとくるのではないだろうか。

書籍の一部を紹介「顔の輪郭をシャープにするマッサージ」


咬筋(こうきん)からスタート

咬筋は耳のすぐ横にある、少しへこんだ「耳下腺(唾液がたまるところ)」から柔らかく刺激。
人差し指と中指を使って、まずは頬骨のラインに沿って押していく(イラスト1の下のライン)。
次に、その下、指一本分くらい下りたところを押していく。普段歯ぎしりをする方は押すと痛い可能性があるため、ゆっくり押すこと。
そしてまた指一本分くらい下のところを…と続けていき、4~5カ所ほどを押していく。
こっていると感じる場所は10秒ほど押さえ、これを3セット繰り返す。

最初の耳下腺に戻る
今度は頬骨を中から押し上げていくように押していく(イラスト1の上のライン)。
こちらも最初に押したポイントから指一本分、顔の中心へ押す場所をずらし、4~5カ所ほどほぐす。
同じく3セット繰り返す。

続いて側頭筋

側頭筋は大きい筋肉であり、リンパが流れているため、施術の効果が高まるポイント。
指先で側頭筋をぐるぐると回すようにほぐしていき、頭皮がつかめるようなら優しくつねっても良い(イラスト2)。
15秒を2セット、もしくは10秒を3セットおこなう。

施術ポイント

どの行程も、急がずに、ゆっくりと深呼吸をしながらおこなうこと。心身ともにリラックスして、コリをとりやすい状態にすることが大切。
スマホや日常から離れて、毎日5分だけ自分の顔と向き合う時間にする。
マッサージ用のオイルやクリームなどはつけなくてもOK。
愛用のものを使う場合は、目に入らないよう注意すること。

書籍では、ガーゼやキッチンで作れる化粧品を活用したセルフトリートメントや、鎮静やむくみ、二重あごに効くマッサージなどが掲載されている。

夏の読み物にぜひ。

『世界一のフェイシャル・マジック』 ジュミ・ソン 著/光文社/1,500円+税

なお、ジュミさんは2020年10月にオリジナルコスメ「STRATA by JOOMEE SONG」を発売予定。日本でも販売されるそう。併せてワークショップや講演、サロンもスタートするとのことなので、今後ますます注目が集まりそうだ。


Text :yuni nojima
【NOT SPONSORED】この記事はesthete編集部オリジナル記事です。メーカー提供の情報・アイテムを含みます。

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