• HOME
  • esthete
  • コラム
  • 知らないとプロ失格?いま流行中!2021年の美容トレンド3つ

知らないとプロ失格?いま流行中!2021年の美容トレンド3つ

VitaGreen by Miabell

いま、ユーザートレンドは何?特にコスメフリークが注目・体験している美容トレンドを2つ、ピックアップしました。

韓国・中国の次は?やっぱりアジア

タイコスメ

今年に入って続々日本上陸しているタイコスメ。アジアコスメ購入の場Qoo10でも、もちろん人気です。2019年に「Beauty Cottage(ビューティーコテージ)」の上陸を皮切りに、「SRICHAND(シーチャン)」、「CathyDoll(キャシードール)」、「idolo(イドロ)」と続々登場しています。

バラエティショップや薬局のコスメコーナーで「韓国コスメかな?」と思っているもの、実はタイコスメかもしれません。

これらの輸入/販売を手掛けるのは、ラフォーレ原宿に店舗を構える Cosme Labo(コスメラボ)を運営する日本機能性コスメ研究所。

タイコスメの特長は、以下のとおり。

・低刺激で肌にやさしい

・動物実験などを行わず、環境に配慮したクルエルティフリーブランドが多い

・ナチュラル、オーガニックなど自然派が多い

・ボディケアも豊富

・汗やオイルコントロール系が優秀

スパブランドのHARNN(ハーン)やPANPURI(パンピューリ)などの高級ラインもありますが、近年ブームになっているのはほとんどがプチプラ。タイはアーユルヴェーダが日常に溶け込んでおり、20万種以上の薬草やハーブなど豊富な化粧品原料の産地でもあります。海外ブランドからの原料調達や現地工場での生産も盛んなので、品質が向上し、OEM生産も増えています。

idolo(イドロ)

idolo(イドロ)」は「MISTINE(ミスティーン)」とタイのテレビ局GMMTVにより共同開発されたタイコスメブランド。各商品ごとに、タイで有名な俳優陣がプレゼンターとして就任、商品コンセプトも俳優自身が企画している商品が多く、現地でも大人気。

CathyDoll(キャシードール)

CathyDoll(キャシードール)

キャッチーなルックスのCathyDoll(キャシードール)も、男性俳優がプレゼンター。パフュームボディローションというちょっと変わっているけれど使いやすいアイテム。製造元は、タイの化粧品上場大手カルマートというのも安心できるポイント。

SRICHAND(シーチャン)

ドラッグストアにも入り始めた「SRICHAND(シーチャン)」のトランスルーセントパウダーは、高温多湿なタイの気候を乗り切るための必需品。タイでは2015年の販売開始以来、5年間で累計550万個以上もの売り上げを突破。化粧品専門店のEVEANDBOYでも、2018年〜2020年連続で売り上げトップに!(EVEANDBOY Best Selling Award 2018 – 2020 Best TranslucentPowder :SRICHAND Translucent Powder)メイク崩れ防止の定番アイテムとして国民的人気を誇る実力派。携帯しやすい4.5gは990円(税込)というロープライス。

Beauty Cottage(ビューティーコテージ)

ナチュラルコスメの「Beauty Cottage(ビューティーコテージ)」は、レトロなパッケージが目印。動物実験を行わないクルエルティフリー、刺激が強い成分を使用していないため、幅広い層に受け入れられているコスメです。フレグランス、メイク、スキンケア、ボディケアと総合的にケアできるラインナップ。

タイコスメは、どうやらタイドラマの人気に引っ駆られている様子。韓国がそうだったように、出演俳優の美しさを作るコスメや食、文化に興味が広がっているようです。

今後、タイ式マッサージやオイル施術なども人気を呼ぶかもしれません。

エシカルな観点から移行する人が続々!

シャンプーバー

esthete.netでも毎日検索されているのがシャンプーバー。シャンプーは液状から容器レスな固形にカタチを変えて浸透していくかもしれません。イギリスのナチュラルコスメブランドの「LUSH」や、ニュージーランドの「エティーク」が有名ですが、ドイツのナチュラルコスメ「ロゴナ」、男女ともに人気の「ロクシタン」も、今年シャンプーバーをリリースしたばかり。国産では、クラウドファンディングで目標金額を大きく上回って成功した「The BAR」がフランスのコスメ賞を受賞するなど、早くも海外に受け入れられています。

使い方は、濡れた髪に直接滑らせて泡立てるというシンプルさ。コンディショナーももちろん固形。ボディ洗浄用の石鹸よりもやや硬めにできているものが多く、コスパ面でも優秀です。

シャンプー&シェイビング バー チップトゥトウ

シャンプー&シェイビング バー チップトゥトウ

Ethique(エティーク)」は、髪質や洗い上がり、仕上がり別に様々なシャンプーバーが揃う。ボディ用、台所用、フェイス用もリリースされており、今や生活全般をカバーできるソリッドソープブランドに成長。写真は、シャンプーとシェイビングの両方に使えるように配合バランスを整えた男性向け商品。ココナッツオイル(ヤシ油)、ココアバター(カカオ油)、オレンジ果皮油、ライム油、セイヨウハッカ油などを配合。

コルク ポット

コルク ポット

常に10種以上のシャンプーバーを常備する「LUSH(ラッシュ)」は、ポルトガル南部で栽培されたコルクガシの樹皮から作られた100%自然由来の生分解性容器『コルクポット』をリリース。製造過程にも気を配っており、生きた組織を傷つけることなく、木から樹皮のみをはいで収穫し、自然乾燥させたのちに煮沸し、形成するといった自然な製造工程で製造されているそう。

シャンプーバーを収納する容器にもサステナブルを求めるなど、一歩進んだ取り組みを展開しています。

VitaGreen by Miabell

VitaGreen by Miabell

ニュージーランドのMiabell社とフォーネイション社のコラボレーションで生まれた「VitaGreen by Miabelle(ヴィタグリーン バイ ミアベル)」シリーズ。フォーネイションは、オーガニック・ナチュラル化粧品やインナービューティ補助食品などを多数取り扱う企業で、サロン専売品の取り扱いも行っています。通常のシャンプーと比べて3倍以上の持続性があり、1つのバーあたり最大80回の洗浄が可能。

ロクシタン

LOCCITANE(ロクシタン)」のファイブハーブス ソリッドシャンプーは、今年6月に限定発売。2012年~2019年ロクシタン全世界販売実績ヘアケア人気No.1に輝いたシリーズからのリリースとあって、とても大きな話題となりました。

低刺激のAHA

マンデル酸

昨年からよく聞くようになったマンデル酸。

マンデル酸はアーモンドの抽出物から採れるフルーツ酸(AHA)の一種で、命名は、ドイツ語の”Mandel(アーモンド)”に由来しています。アジアの化粧品には杏仁酸・苦扁桃酸とも書かれていることも。マンデル酸は、AHAよりも分子量が大きく、ゆっくりと浸透するため刺激が少ないのが特長です。ブームが続いている導入美容液として原液をそのまま塗布するなど、刺激の強いAHAに変わる成分として選ぶ人が増えています。原液の他、ゴマージュやクレンジング、ピーリングや毛穴ケア効果を謳う化粧品に使用されています。

Wishtrend

マンデル酸5%スキンケア用ウォーター

マンデル酸5%を含んだ「Wishtrend(ウィッシュトレンド)」のトナー。Qoo10やiherb、amazonなどで販売している韓国のメーカーです。角質ケアとして使いやすい化粧水タイプで、コットンを使用せずに手のひらで塗布します。スペシャルケアとして部分的にコットンパックして拭き取る方法も。

DR.WU

DR.WU

今年上陸した台湾のドクターズコスメ「DR.WU(ドクターウー)」は、マンデル酸を含むマンデリックラインを展開。しかし、ヒアルロン酸をいち早くスキンケアに取り入れたメーカーとして有名です。皮膚科医ならではの経験とアイデアを活かした商品開発は、目の付け所が違います。

ラボラボ スーパー毛穴ピールセラム3/5/10

ラボラボ スーパー毛穴ピールセラム3/5/10

ドクターシーラボの姉妹ブランド「ラボラボ」のピーリング美容液。マンデル酸の配合量によってラベルのカラーも変化。デイリー使用は『スーパー毛穴ピールセラム3』『スーパー毛穴ピールセラム5』の2商品、セラム10はスペシャルケアでの使用が推奨されています。

マンデリックアシッド

マンデリックアシッド10%

日本未上陸ながら原液系ブランドとして人気を誇る「The Ordinary(ジ オーディナリー)」にも、マンデル酸10%の美容液があります。オーディナリーは動物実験を行わないクルエルティフリー。そういった側面から選ぶ人も。

コロナ禍を経て、今やコスメ購入はワールドワイド。Webショッピングが当たり前になりました。そのせいか、トレンドが思った以上に変化しています。

サロンに通う美容アンテナの優れたお客様たちに置いてけぼりにならないよう、プロもアンテナを張り巡らせてキャッチしましょう!


【NOT SPONSORED】この記事はesthete編集部オリジナル記事です。メーカー提供の情報・アイテムを含みます。



関連記事