ラニュイ パルファン×渋谷慶一郎が香水コラボ「for maria」の香り 調香は和泉侃、演奏会で先行発売
クラシック音楽を香り化するフレグランスメゾンLa Nuit parfum(ラニュイ パルファン)が、音楽家・渋谷慶一郎の楽曲「for maria(フォー・マリア)」を題材とした香水を発表する。2024年12月19日(木)に渋谷氏が紀尾井ホールで開催するコンサートで先行発売。当日は空間を香りで満たし、音楽と香りが混然一体となった総合芸術と言える演奏会となる予定。販売は、順次オフィシャル公式ショップや全国の取扱店でも行う。
for maria オードパルファン
30mL 19,800円(税込) 2024年12月19日(木)先行発売
『for maria』は渋谷氏の亡き妻であり、レーベルの共同設立者であったmaria氏が逝去した際に作曲した楽曲を表題曲とした初のアルバム。それまで実験的な電子音楽を中心に活動していた渋谷氏が一転し、初のピアノソロアルバムとして発表した。パートナーと死別するという経験と同時に、西洋音楽のバックグラウンドを持つ渋谷のピアノとの再会は音楽家としての転機にもなったと言う。「for maria オードパルファン」は、この楽曲と背景をもとに、アーティスト和泉侃が調香。和泉侃氏は、これまでにラニュイ パルファンの香水ラヴェル「夜のガスパール」、バッハ「シャコンヌ」の調香を担当している。
サイプレス
MIDDLE
アルモワーズ、バイオレット、オークモス
LAST
タバコ、アンブレット、パチュリ、サンダルウッド
ボタニカルな深いグリーンから始まり、徐々にローストしていくラスト。芽吹き、種子を生み、最後は枯れ果てる植物=生命のサイクル。生と死で揺らぐ感情に対し、その自然の摂理を客観視している、そんな相反する感覚を表現した香り。
渋谷慶一郎ピアノコンサートで先行発売
先行発売は、紀尾井ホールにて開催される2年ぶりの渋谷慶一郎ピアノコンサート「Keiichiro Shibuya Playing Piano―Living Room」で行われる。コンサートは縦横無尽の演奏活動を見せる気鋭の若手ヴァイオリニスト・石上真由子氏がゲスト出演。ステージデザインは、プリツカー賞を受賞している国際的な建築家・妹島和世氏が担当。ステージには、エリック・サティが掲げたコンセプト「家具の音楽」から想を得た“Living Room”というタイトルのように、妹島氏製作の家具や所有するミース・ファン・デル・ローエ、ル・コルビュジエらの家具が配置された寛いだ舞台となる。ホールには、「for maria」の香りが漂い、演奏、舞台美術、香りがそろったコンサートに!
公演概要
Keiichiro Shibuya Playing Piano―Living Room
2024年12月19日(木)開場18:20、開演19:00
紀尾井ホール(〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6-5)
S席 11,000円※売り切れ、A席7,700円、B席 5,500円、C席 3,300円※売り切れ
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